高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

本のカバーの汚れ

 モノグラフ経由、OKWeb「本のカバーの汚れを落とすには」。モノグラフの自由帳さまにも関連記事ありです。

 えっと……自分は……GSIクレオスの「Mrカラー薄め液」を利用してます……ってシンナーじゃん!洗剤じゃないじゃねえか!
 ですが、これ一般的に売られている一般用の塗料シンナーや、洗浄用のシンナーやベンジン(場合によっては塗装用より強い!)よりも弱くて、だけどちゃんとシンナーなので、カラー光沢印刷の一般的なカバーなんかだと、水性マジックがついちゃったとかいうのでもらくらく落とせます。
 また、水を使わないので安心。こぼれても水ほど悲惨なことにはならないです。
 ちなみにそのままでは扱いにくいので、薄め液を買うとそと蓋の内側に中蓋がついているので、そこに千枚通しなりピンバイスなりで穴を開けておけば、出す量が調節しやすくて簡単です。ちっちゃいやつなら300円から。街の模型やさん(おもちゃ屋さんにはないこともあるかもですが)に行けば普通にあります。

 ……が! おすすめはしません。というかむしろやらないでくださいというか……だってシンナーだし、換気を怠ると簡単にやられるし、公害がひどいし、火付くし、エナメル質や水溶性の汚れはとれませんので。
 ちなみに似たようなもので除光液がありますが、もっとおすすめしません。あれは安いものを買ってくるとMrカラー薄め液よりずっと強力ですのでやめたほうがいいと思います(以前100円ショップだかで買った奴をつかったら印刷の色がティッシュに付きました……)。高いやつは……今度はつめを保護する成分とか入っているらしいですし、やっぱり量あたり高いですから。

 というわけで、しつこい汚れじゃなくて使う、普通使いのやつですが、それは、コンピュータなどにつかう液晶用ディスプレイクリーナー。ウエットティッシュ型になっているものを普段から利用しています。
 それほど大量に本を磨くには向いてませんが、あれ、タバコのヤニとかそういうものを落とすようになっているのでしょう。手垢などはきれいさっぱり落ちますし、一枚でうまくすれば10冊ぐらいふけます。液晶モニター用というか対応となっているものが傷も付きにくくおすすめ。が、洗剤なんかに比べてかなり高いのが難点でしょうか。しかし本用とはいわず、液晶用とはいわず、常時用意しておくといろいろふけて便利なものです。
 ただ、ものによって落差があるので注意。自分はアスクルで売っているやつを使ってますが、これは薬剤+特殊繊維をつかっているので本当にいいかんじです。しかし、場末のホームセンターで埃かぶっているようなOAクリーナーは……だめかも。 ひどいのだと人間用のウエットティッシュのラベルだけ張り替えたようなものがありますが、これは液がですぎて本がべろべろになったりとか、あとぬれるばかりでろくにきれいにならなかったりして本を傷めますので注意です。(注・経験済み)

 あと、読んだあと本棚に入れるときに埃を払う程度に使うのは、普通に100円ショップダイソーで売っている、でっかいめがね拭きふきん。100円ですがさすがにめがね拭きを名乗っているだけあってきれいになります。