高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

Windows XP Service Pack2配布CD-ROM『できる!パソコンの安全対策CD-ROM』

 学校で、本日再びウイルス騒ぎが。sasserが、だれかのパソコンにごっそり感染して、そしてリモート攻撃により再起動させられて授業にならない、ということがおきた。
 というか当然自分は全部パッチは当てているのでそんなこと一切知らなかったのだが、また面倒なことになったものであるなぁ……、そして、先生から『セキュリティパッチが出たら即座に当てるように』というお達しがでた。

 また、先日のGDI+の脆弱性、すでにその脆弱性をつくJPEG画像が発見されたらしい。各ウイルスベンダーはそれに対する対策ウイルス定義を出したが、これ実はかなりやばい脆弱性である。アップロード版などに普段からデイ入りしている人、または、ある日突然HTMLメールが、それに含まれる(orリンクされる)ページを開いたら……ということもありえるのかも。結構ややばげである。


 そして、先生が。「誰かSP2当てる奴いないか〜」要するに人柱募集である。というわけで、立候補してきました。ええ、どっちにしてもやらんといかんわけですし、もうこれでもかッていうほど標準的な構成なノートパソコンでなにかトラブルが起きたら本気でやばいぞ、というようなかんじであります。

 というわけで、ダウロードセンターかカタログでダウンロードして、Rに焼いてインストールするか、どうせこの後姉のやつと、デスクトップにも当てないといけないし、しかしでっかいなぁ、時間かかるぞこりゃあ、とか考えていたら、肝心のCD-Rが無く。しょうがないので電気屋に買いに行くことに。
 け、32倍速対応とか言われてもどうせ家のドライブはどうがんばっても12倍速ですから関係ないさ、とかいって安い奴を引っつかんでレジに。すると、……なんか視界のすみっこになにか変なものが。なんじゃこりゃ。と見たところ……そこには、電撃hpサイズ(A5版)の『できるパソコンの安全対策CD-ROM』と題する物が、なんじゃこりゃあ、インプレスって、配布CD-ROMってこういうことだったのか?ってか冊子ってこれかよ!発行者MSじゃなくって、インプレスになってるんですが。


 ページ数にしてだいたい32ページほどの厚さで、なかみは非常に分かりやすくまとまっている。とりあえずこれならある程度パソコンが分かっている人なら簡単にできるし、基本的な部分がまとまっている。
 また、MSのWebSiteでも、PDF版のダウンロードをやっているようであります。って、そっちのほうは『株式会社インプレスにご協力をいただきました』とは書かれているが、『できる』とはかかれていない。こっちは郵便局配布ばんなのかな。


 また、一部で心配されていた偽者対策もちゃんと行われていて、CD-ROMの中心部に、ホログラム印刷が施されているので、これで区別が出来るかと。また、挿入すると自動再生でグラフィカルなおなじみのインストール画面が表示され、パッチの類にありがちな無骨な画面ではなく、初心者でもあんしんというか、自分としてはとりあえず下調べだけしておいて大丈夫だと判断したら手渡すだけでとりあえずやらせることが出来るので非常に便利。

 また、「できる」って書いてあるし、結構でかいので、本当に初心者の人にもいいかも。また箱には「ナローバンドの方、初心者の方を対象にしています。」と書いてありました。ってそれでも持ってきてしまったわけですが……(大汗)

 自分としては、ついでにこの冊子つきのCD-ROMのイメージファイルをダウンロードセンターにおいておいてくれれば、どちらかと言うとそっちのほうが利用価値が高い、と言う人は多いと思うのだけれど。

 あとは……雑誌の付属情報。 さて、明日……入れてみようかなぁ、学校のパソコンに(ぉ、まぁ重要なファイルはネットワークに上げてあるのでまぁそれほどひどいことにはならないとは思いますが。


 それから、今までいろいろSP2に関して色々書きましたが、決して「SP2を当てるな」と言うわけではありません。というかむしろ詰まらん被害が出る前にさっさと当てろと言うほうが近い。が、それには状況を認識しましょうと言うこと。

 また、ネットワーク関連でさまざまな設定変更が必要になるものが多数でているが、あれは「不具合」ではなく「仕様変更」である。その種のものは該当のMSのサイトや自分の使っているソフトウエアの配布元、販売元、サポート元に連絡して、ちゃんと確認を取ろうと言う話だ。そしてWindowsXPSP2に関しては、MSの強い圧力、社会的にも強い圧力があり、少なくとも大手パソコンメーカーはは十分にサポートを行うだろう。対策ドライバ、パッチはすぐ出ると思って間違いないので、情報収集して、そのパッチの修正プログラムがでるまで、または情報がでるまで待って、バックアップして不測の事態に備えれば怖くは無い。はず。
 また、フリーのファイヤーウォールソフトの設定の難解さにくらべればまだ分かりやすいほうである。そこらへんで、ファイヤーウォールが確実に動作している証拠を一つ一つ挙げてそれが「不具合だ」「不具合だ」とあげつらう姿勢はどうかと思う。トラブルではあるが、不具合ではない。断じて違う。と思う(ちょっと自信なし)

 まずはちゃんと情報を収集。企業のサポセンの方々やその方面のプロフェッショナルな人たちが「こまったな〜」といっているのと、一般のどちらかというとアンチMSな人が「おい、不具合多発だぜ、さすがM$」とか言うのとは見かけは良く似ているが、本質はぜんぜん違うことに注意をして、情報に流されないように。したほうがいいと思います。(やっぱり自信が無い)

 まぁだからといって、大量のパッチが無いと正常に動作できないというのは、今の巨大ソフトウエアの宿命。というのは変わらない。いろいろ不具合が出ないように、お願いします。としかいえないけれど。