高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

id:mayoneez:20040809『電撃組』

 書店員であるid:mayoneezさまがご自身のはてなダイアリー『日記と言うか落書きにちかいものVer.2』にて電撃文庫の販売制度『電撃組』についての記事をかかれております。

 というわけで大変興味深く拝読させていただく。

 ライトノベル完全読本メディアワークス社長インタビューなども読んでいたし、ぼんやりとは想像していたのだけれど、ちゃんとまとめて下さっているのを読み、さらにいろいろ。そういえば心当たりがあるなぁ、と思う。以前……かなり前でありますが、毎月地元の書店に紙に予約したい書籍を書いて、毎月本を予約していた。今じゃ、10日越えてしばらくしてからでも、ちゃんと新刊がそろっていて、なにかよほどのことが起きない限り新刊を入手することが出来るけれど、その当時はそうやって予約しないと買うことが出来なかった。もっというと予約しても買えないこともあって……なるほどこういうことになっていたのか。
 また、予約した本だが、自分は予約したから買えていたが、店頭にそれが並んでいないことも多かった。そう考えると、当時書店の担当の方が結構苦労して発売日に本をそろえてくれていたのではないかと思うのだけれど。
 そして、現在はそのレベルを超えて、新刊が確実に入るようになったのだろう。ポストカードとかも置いてくれてあるし。

 と言うわけで、やっぱり書店はいつもの書店と言う風に通うのがよさげ。そして、自分にあった書店と言うのは、かなり大切であると。そもそも自分のように地方在住者は自分の行動範囲では書店が一店舗しかないとかいうのもあるのですが。


 こういう制度って、新しい書店にはつらい、というのもあるでしょうけれど……普通の商品を扱う小売店では結構当たり前のことか?と思ってみたり。売れる商品を重点的に卸す、というのは。書店は、ある程度専門的に特化することが良いと思う。といいつつ、全部一律これにすればよい、と言う話では無いだろうけれど。と、素人の雑感。が、商品の種類が書店と、普通の商品のを扱う小売店とは圧倒的に違いますし、こうやってやるのは難しく大変難だとは思うけど、現在では情報処理技術が発達してきているためこういうこともきめ細かく分析とか。