高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

 新世紀エヴァンゲリオン (9)

 新世紀エヴァンゲリオン (9)
 著/貞本義行
 発行/角川書店 角川コミックスA
 (ISBN:4047136182)(高森太郎書店では『最近読んだ本』のコーナーに。)

 シンジは、先の闘いで瓦礫の山となった市街地で、一人の少年と出会う。 廃墟に置き去りにされたピアノで「第九」を弾く彼は、「カヲル」。「フィフスチルドレン」であった。
 一方、アスカは、徐々に落ちていくシンクロ率に、苦しんでいた。 自分は特別出なければならない。 ついに二号機のパイロット交代すら話される。 そして、現れる使途――。命令に従わず最前線に出るアスカの二号機だったが……

「貞本版エヴァンゲリオン」などといわれるエヴァンゲリオンコミック版。 最新刊読了。 ……というか、本当は限定版がほしかったんですが、出るという話を聞いたときはすでに予約締め切り済みだったという……。


 エピソードもいよいよ終盤。 もう何回とも言わず原作を見た実としては、もうここらへんはすごいという感じであります。 というかシンジ君若干たくましくなってませんか? とか。そして、そこらへんがアニメに比べて丁寧に書かれています。

 以下、ネタバレ含む

 アニメとの違いは、やっぱりカヲルが一番最後ではなく、結構早く登場したところか。彼が、実際に他の使途と戦いますし……展開が大きく変わる可能性もありますな。ここで貞元義行起動。というかんじでありましょうか。

 評価は10中8.5。 年に一度のお祭りのような感じになってます。 それにしても限定版を入手できなかったのは無念だ……。