あそびにいくヨ!(2) 〜 作戦名『うにゃーくん』
著/神野オキナ イラスト/放電映像
発行/メディアファクトリー MF文庫J
(ISBN:4840110352)(高森太郎書店では『注目の新刊』のコーナーに。)
平たく言うと「ねこみみ宇宙人が遊びに来る話」。の第2巻。
……前回は「ご近所ねこみみスペースオペラ」って感じでしたが、今回はそれより行動範囲が広がって、舞台の中心は「東京」。だけど、はじめと最後はちゃんと沖縄で、そして、アクションもしっかりりますし、なんかほわわーんとした雰囲気も健在。
そして……なんというか、ご都合主義です。だけど、そんなものは、宇宙の広さの前にはかすむでしょう。ええ、宇宙人が「ねこみみ」でも、たまたまそのねこみみ宇宙人のエリスが転がり込んだ先に、ご近所にスーパー少女(しかも美少女)がそろっていても、おじが謎の人でも。(笑)というわけで、公式には「ちょっとベタ?」とか言ってましたが、今回もおきらくごきらく、なんだけど、その後ろに結構おーきなものがあるような、感じになってます。これからしっかり、物語がかくされている。そして、主人公たちも……。
そこら辺はやっぱり神代オキナの作品。そして私はスペースオペラでもあるといいたいです。萌えスペースオペラ。かな?
っても、そこらへんな〜んにもかんがえずに、エリスに萌えろ! アオイに萌えろ! 真奈美に萌えろ! ってところですよ。これから活躍しそうなたくさん新キャラクターも出てきますし。もえりゃーいいんです!
くりくりっとしてなんともかわいいアシストロイドたちにも、か〜いい〜
そして、自分の感覚では、氏の小説の中で、一番かるくって、さくっとよめる小説、もう、かなりの勢いでお勧めです。
そして……今回はエリスが2回も騎央を押し倒して……。これ以上は口が裂けても(笑
以下ネタバレ含む
さらに! 今回はアシストロイドだちが大活躍つーか種類ふえてるし!? というからぶり〜。私は某組織の構成員ではないですけど、抱きしめたい〜。小脇に抱えられて「よ」とか、うは〜〜〜〜。私は、これだったんだ〜と叫びました(笑)
イラストは、放電映像氏。現在私が一番好きなイラストレーターさんです。そして、すでに、作品の中の一要素どころではなく、イメージに完全に取り込んでいるこの融合度。 すばらしい。 さらに贅沢言うと、……私としてはもっとアシストロイドたちのイラストもみたいな〜とか。
評価は10中8.5。神代氏、もう続きを執筆中だそうです。も〜たのしみでたのしみで。待ってます!