うーむ。この形式で書くのひさしぶりだ(大汗
というわけで、神野オキナ著、MF文庫Jの同名作品のCDドラマであります!
放電映像書き下ろしジャケットおよび、初回生産分だけにそのジャケットのシール……シールであることより、光沢印刷されたということのほうが重要……およびブックレッドが付属。
脚本は、小山高生氏が率いる創作集団、ぶらざぁのっぽ所属の佐藤拓氏。音響監督は撲殺天使どくろちゃん、BLOOD+などを手がける岩浪美和氏。ACクリエイト音響製作、効果は灼眼のシャナを手がけたサウンドボックス。
主要キャストは以下の通り。
以下は、基本的に本当に好きな作品である場合しかCDドラマを買わない人間の戯言であるのと、原作のべたなファンであるということをご承知おきの上ご覧ください。
つうかとりあえず一言。 糸嘉州マキ先生、ひじょーにいいっ! ちょっとほれました。
自分はキャスティングとかはよくわからんですが(つうか基本的に活字人間だし……)、やぱり原作のファンである自分としては、やっぱり頭ん中でこうイメージができあがっているのでありますよ。そのなかで、個人的に一番あっていたというか、それをこえて「彼女ってこんなのなんだー」ってのが、糸嘉州マキ先生なのでありますよ! っていうか「
先生は思うの」にはやられた。もーやられましたよ。というかぜひ、原作六巻目『ぎゃくしゅうのビューティフル・コンタクト』(
ISBN:4840112525)が聞きたいっ。 あ、ちなみに声優さんは
ドクロちゃんです。っていうとイメージ違うけど。
さらに、双葉アオイさんがなんともいい。というか騎央や友人(は今回の巻ではまだだが)と接しているときの雰囲気と、層じゃないときの雰囲気が非常にこう、うまく重なっていてそれでいて明確に違うというか、安易な漢字じゃなくて、ことばのはしはしに現れる雰囲気の違いがすごくいい感じでありました。っていうかやっぱりいいなー。双葉さん。
逆に、宮城のおじさんはちょっとなー……っていうか若いなーうーむ。もうちょっとお兄ちゃん声じゃなくて、おじさん声をの方を連れてきて欲しかった。これだけは一番明確に残念かも。というか声優の人もちょっといろいろ苦労しているぽかったし。それはジャニスにもいえることで……。
そして特筆すべきはルーロス。エリスご愛用の船ですね。これはキャストを見ていただければわかるように、彼女は
あずまんが大王の「ちよちゃん」を演じた声優さんであり、ものすごい破壊力であるという事実をここに記し、それ以上は何も言いません(ぉ 鮮烈に印象にのこりいい感じ。
また、全体的の雰囲気はいい感じで雰囲気はいい。騎央が突っ込み役ってなかんじになっていて、それがなんとも妙であって、原作のよさが出ている。
もちろん、一般的なメディアミックスの前哨戦みたいに出されるCDドラマにいえることだが、効果音が汎用的なものばかりであれってどうよとか、そいういうのはある。また、これは小説ならではなのかもしれないが、たとえば
エリスが食玩に感心するシーンなどの、小さいところがやっぱりカットされていて、やっぱりそのあたりはしょうがないのかなーというか……。 さすがに『
クリス・クロス 混沌の魔王』とかのCDドラマまで高純度にしろとは言わないけれど……。何度も書くようだが、これは大抵どんなCDドラマを聴いても思うことなのだが。
つーか、1があって、一巻分、2が出るのはすでに決まっていて、大抵は3までは出る。ということを予定しているということは、これはまず間違いなくこの先のメディアミックス戦略の前哨戦なので……というか
ジェネオンエンタテイメントが公式Webを立ち上げ、新しい専門レーベルでないもので、CDドラマ、ドラマCDが存在するものってそのあと確実にメディアミックス戦略が行われている。たとえば、いまだと
灼眼のシャナとか。
また、公式Web
キャーティア大使館公式Websiteには、about、プレスリリース、観光情報、と並んでいるにもかかわらず、原作の
神野オキナ氏の公式サイトへのリンク、
放電映像氏の公式サイトへのリンク、などのリンクしか動作していないけど、結構進めていく予定じゃないかしら。
とりあえずきになる方は公式で、CDにはおまけとして収録されている「エリスのうにゃーん放送局」を聞いてみればよいかと。ただ、あれだけじゃちょっとアレなんでありますが……。
また、テーマソングは、チャ
イカというか艦長以下が少々悪乗りをしてこの「エリスのうにゃーん放送局」にあわせて作った曲だ、と解釈しておきます(ぉ 二巻なんかでテーマが変わるなばやっぱり神野先生じきじきに作詞をしていただきたいと。
ということで、非常に期待しつつ。 というか、こうやってあたまからっぽにして、ぼんやりにやりと聞けるというのはなかなかいい感じ。二巻の情報(今はまだ今春というだけ)をまちつつ、次をたのしみにしつつ。