初心者に勧める一冊は?
平和さまが「あなたが初心者に勧める1冊は?」という記事をご自身の日記で書かれておりましてそれじゃあというわけで自分も書かせていただく。
っていうか最近本の話題全然かけて無いし……(大汗
一冊といいつつ平和さまもいくさつかあげていらっしゃいますので、まず一冊目といったら……
これ。古橋秀之著『ブラックロッド』(ISBN:407306035X)まず一ページめでひくにせよ、あとがきでひくにせよ、お好きに。(コラコラ でもこれがよいと思ったらもはや迷うことはありません。いくらでもお読みください(ぉぃぉぃ
というのは半分冗談で半分本気として、レーベルで一冊と言うなら……
■ 電撃文庫
高畑京一郎『タイム・リープ』(上・ISBN:4840205582、下・ISBN:4840205590) 。
ちょっと古い? いえいえ、とんでもない。
気になっている人への最初の一押しとしてはこれが一番いいんじゃないかと思ってる。素直に読んで、どきどきして、ちょっと感動して。この後H2Oにいくにせよ、クリスクロスにいくにせよ、いろいろと読めるし。おすすめであります。
最初の一押しどころかライトノベルの深淵(ぉぃ から突き落とすつもりならば「ブラックロッド」もしくは「E・Gコンバット」で決まりでしょうが。
普段コミックスを読んでいる人に勧めるならば、そうなるとやっぱり読んでいるジャンルにもよるでしょうが、伊達将範氏の「ToHart マルチがんば」もとい『リムーブカース』か。(上ISBN:4840213631 下ISBN:484021364X)
■ ソノラマ文庫・ソノラマノベルズ
笹本祐一『裏山の宇宙船』(新装版ISBN:425701072X)
ちょうど新装版もでたことですし、こちらを進める。ただしこれも他にちょっと本を読んでいる人限定かもしれない。ちょっと一見して厚いしボリュームがあるので、読む人としてはうれしいが、読まない人はそれだけでいやがるかもしれないし。
この後笹本祐一氏を読みきるつもりならば一ヶ月は読む本に不自由しないだろうというだけはあるし、読みやすいしさわやかだし。ジュブナイルとライトノベルのちょうど中間をいっているかんじというか、青春だし。まぶしいし。
■ MF文庫J
MF文庫Jだと……平和さまと同じになるけれど、やっぱり神野オキナ『あそびにいくヨ』シリーズでありましょう。(画像は最新刊) 難点といえばまだ完結していないことだけれど、それでも非常にとっつきやすいし、ちゃんと青春小説だし、きっちり作家性が出ている本だし、おすすめであります。
本を読みなれている方だったら清水マリコ『嘘つきは妹にしておく』をすすめるかもしれない。
■ スーパーダッシュ文庫
スーパーダッシュ文庫だと、神代明『世界征服物語』(ISBN:4086300974)でありましょうか。まず入門編には非常にいいとおもう。見本のような作品でありますし。ひたすらあかるくておもしろい。またほどよく続編もでていますしいいかんじ。一応一つの区切りはついていますし。
本を読みなれている人、っていうか本好きだったら間違いなくR.O.Dなんだけれど。いやまぁそこらへんは、ねぇ。
■ そのほかとまとめ。
そのほかだと、徳間デュアル文庫だとエマノンをお勧めしますとか……ってこのあたりは黄泉がえりとかで樫尾慎治氏を知った親戚のおねいさんに貸したら大変よろこばれたとかそういうことなんでありますが。彼女その後銀河英雄伝説に手を出したらしいという話を人づてに聞いて心配しているところです(なにを
それからコバルトだと純粋に事前知識無しの方なら一番初めにはやっぱり「マリアさまがみてる」をお勧めするかな。それも春にいきつくあたりまでどさっと貸しちゃうなりなんなりするかも。
そうじゃなければ樹川さとみ『楽園の魔女たち』をおすすめするかも。
あと番外だと富野由悠季『閃光のハサウェイ』の三部作は、実際にガンダム好きの人に勧めてライトノベルも読むようにさせた実績があります。ってか今のガンダムの火とってあんまり古いガンダムの小説って振り返って読んだりしないのかなぁ。
などとつらつらと書いてみる夜更け。