高殿円『銃姫(2)〜The lead in my herat〜 』
センドリックとその姉エルウィング、アンブローシアの三人は、来たの山間の町に滞在して、その近くの森の力を借りて、魔法をカードリッジに封呪する作業をおこなっていた。 しかし……センドリックはそこで、力が使えなくなってしまう……。 動揺からエルウィングとアンブローシアの二人と喧嘩別れするような形で、原因を探るために都市に出る。
しかし、めぼしい結果が得られず、落ち込んでいるセンドリックは、その町で出会った魔法の入った弾丸を売る一人の飄々とした男と出逢い、そして一つの事件に巻き込まれていく……
しかし、めぼしい結果が得られず、落ち込んでいるセンドリックは、その町で出会った魔法の入った弾丸を売る一人の飄々とした男と出逢い、そして一つの事件に巻き込まれていく……
『銃姫』シリーズ最新刊。MF文庫J7月新刊。
今回は、センドリックがメインの物語です。センドリックが一人で都市に行って行動して、そして自分を見つめて、取り戻す物語。そしてその果てに、ある事件に出会ってしまい……。
また、彼、へそだしルックな人(野郎)と出会うんですが……なんつーかですね、自分はこういうむっさいおっさん、などと言うとぶん殴られるような兄さん(失礼)が大好きでありまして……たぶん、これからも出るんだろうな〜という感じであります。センドリックに必用なのは、こうやって乱暴ながらも引っ張って言ってくれる人なんだろうなぁ、と思ったり。
以下ネタバレ含む。
これで続きが読めなかったらもう大困りと言うかどうなるんじゃ〜!うが〜ってなかんじであります。というか素で読みたい。あとがきによると大体の長さというか、物語はすでに著者の方にかかっているようでうし、また、『ライトノベル完全読本』でのMF文庫Jの編集長インタビューで挙げられていますから、続きは絶対読めると思います。
評価は10中8。 ファンタジーです。とにかくキャラが良くて、そして成長の物語です。かなりおすすめです!