高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

学生のみが使用できる安価なVisual Studio.NET the Sopoke Premium導入に向けて準備。

 この間発表されたばかりの、Micorosft Visual Studio.NET theSpoke Premium vorsion 2003だが、発売は6月25日だけれど、すでに、amazon.co.jpにあった。

 Visual Studio .NET theSpoke Premium Version 2003 (要 学生認証)

 値段は、3800円、非常に安価である。また、このパッケージは「学生版」であって普通の「アカデミック版」とはやはり違うようだ。 あくまでも「学生」であって、教員などは今までのアカデミック版になるようである。

 さらに、Microsoftのページ によると、やっぱりtheSpokeの登録には.netPassportが必用なようだ。また、必用な資料を送付して、実際にプロダクトIDを入手するまでには二週間前後かかるらしい。



 というわけで……自分は学生の身ゆえ、代金引換しかないんだけれど、その分260円払っても安いな〜。ということで、現状amazon.co.jpを利用することを前提に。また、theSpoke必用な.netPassportを取得してみる。今まで一切必要なかったので使ってこなかったけれど、ついに必要になったのは……まぁ、マイクロソフトのサービスなので仕方がないか。 ……なんとなく、マイクロソフトに必要以上に集中している感じで嫌なんだけど……。


 だけど、ここまでやれるマイクロソフトの能力はすごい。なんつーかですな、世の中のアカデミック版高すぎで、学生にそこまで金が有ると思っているのかと。 学生の場合は「これは必要経費です」なんてわけにはいかず、さらに、思いっきり学業に専念している奴ほどバイトができずに金がなかったりする……と思う。(自分の場合は時間の使い方が最悪に悪いせいなのだけれど)

 なんつーかここのところ、米国マイクロソフトは全世界共通戦略ということにこだわりすぎ、というイメージ*1があったんだけれど、最近はそうでもないのか。というより、日本のマイクロソフト現地法人、日本マイクロソフトががんばってくれている、ということなのかなぁ。たぶん「アカデミックパックをプロが使っている例があるではないか」という声に対しての妥協案が「郵送での書類添付による事務局での認証」だったんだろう。
 正直言って……この値段、メディアなどのコストと、流通コスト、認証に必用なコスト程度の金しか出ていないだろう。これをつかって「やっぱり普通のVisual Studioなぼったくりだ」と言うのは筋違いだろうと思う。というかそもそも企業が、自社のライセンスに対して神経質になってなにが悪いと言うのか。それに言うほど統合開発環境なんて売れていないと思う。そして、これの価格は「プロのツールとしては安い。が、素人や学生がやるにはちょっと……」というレベルではないかなぁ。
 また、この傾向って、最近出てくる安い環境に対するけん制ではないかとも思う。そちらの方に人をとられないように。Linuxなんかの動向が。あちらの方をまともにやった方が、正直安くて勉強になるしということではないかなぁ。そういう風に足元から固めていく、というのはすばらしいと思う。というかありがたい。
 なんといってもこの価格戦略……アンチMSですら買おうと言うくらいだし。さすが。

 と、みょうな雑感は抜きにして、ありがたく遣わしていただくと言うことで……といいつつ、その四千円すら、捻出するのがつらかったりするんだけど、だけど二万円を出すよりらくだ。ありがたや、ありがたや……。

*1:雑誌付属CD-ROMによるパッチ配布禁止とか、物価が違う国で一律に値段設定→海賊版の原因の一つといわれる、とか