樹川さとみ『楽園の魔女たち(20) 楽園の食卓<中編>』
楽園の魔女たち(20) 楽園の食卓<中編>(bookグループキーワード:楽園の魔女たち)
著/樹川さとみ イラスト/むっちりむうにい
発行/
(ISBN:4086004003)(高森太郎書店では『支店『高森太郎書店的ファンタジー』特集:楽園の魔女たちに会おう。(2)』のコーナーに。)
著/樹川さとみ イラスト/むっちりむうにい
発行/
(ISBN:4086004003)(高森太郎書店では『支店『高森太郎書店的ファンタジー』特集:楽園の魔女たちに会おう。(2)』のコーナーに。)
ダナティアの指揮の下、戦線を整えていく帝国。そして、それに断固として闘いを表明する人々。そして、闘いを止めるため、彼を救うため、ダナティアを救うため動き出すファリスとマリアは、帝国と合間見えようとするノヴァへと乗り込み、そして長へと会おうとするが……。
楽園の魔女たち、第20巻、ラストシーズン「楽園の食卓」の中編。読了。
完全に前編からの続きがありまして、書けば、前編のネタバレになってしまうので、続けて紹介するのでなるべく避ける方向で……なんですけど! 今回は、ファリスが中心とも言える回です。そしてファリスは……。
以下ネタバレ含む。
自分の立場から、帝国を、大陸を、大きな人々を守ることを選んだ殿下と、そして、その殿下を守ろうとする、闘いを収めようとする楽園の魔女たちと……あと、なんとなくちょっと謎の動きを見せるサラ……。
やっぱり、何にも考えずに読めるエンターテイメント小説であるのはかわりがなくって……そして、なんとなく元気がもらえる感じです。
評価は10中8.5。
次回がおそらく、確実に最終巻。あとがきで「二ヶ月連続刊行」の可能性があったということを示唆していますし、あまり長くはかからないと。楽しみに待つことにします。