高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

楽園の魔女たち(13) 〜 星が落ちた日


 ある夜、虹の谷に光輝く隕石が襲う。そして、それはまるで狙ったかのように、四人の魔女たちが暮らす楽園を襲う。 そして崩壊する楽園。住む場所を失った彼女たちは、魔術師組合の本部、チャクン・ハリに召還される。そして、軟禁状態の末、エイザードとの接触を禁じられた彼女たちを待っていたのは、陰湿な他の魔術師たちの嫌がらせだった……。

 楽園の魔女たち、13冊目……なんとなくいつになくシリアスな雰囲気が漂っている巻です。読了。


 今回は、結構シリアスです。そして、ひとつの終わりと、ひとつの始まりの巻ですね。一番最初と、一番最後のパートがなければ、ここで完結か? とか考えてしまうくらいに。

 以下ネタバレ含む

 そして、エイザードのことを分かっている弟子たち四人の魔女たちと、彼女たち思いの師匠……というか、エイザードかなりの勢いで今回もわからずやで、自分のことを隠しているつもりでも、彼女たちは、そのことにだいぶ気付いていた、ということでしょうか。

 楽園の魔女たち、の成長ぶりが目に付きました。

 評価は10中8。近々現在の最新刊まで購入してくる予定です。そして、時間をとって一気に読む予定。