レディ・ガンナーと宝石泥棒
レディー・ガンナーシリーズ、いま買ってあるものでは最後、読了。
祝賀行事を「よかったら見物にいらっしゃいませんか」とミュリエルに手紙をもらい、ニーナとともにローム王国に向かったキャサリン。船を下りて、ミュリエルの邸宅に行き、しばし友人との再会を楽しみ、そして、ミュリエルの友人、宝石商を営むジュリアーノの家に向かったのだが……。そこで、キャサリンは思わぬことに気付いてしまう。それは、来る途中、船内で聞いた、物語の中のような駆け落ちの話の当事者の声の主が、彼女ではないかと言うことだった。 そして、その影では、大掛かりな宝石盗難事件が計画されていた……。
「外交補佐官の令嬢が冒険」のレディ・ガンナー、4冊目です。
今回は、第一作「レディー・ガンナーの冒険」に出てきた宿敵……というか、お姉さまですごくしっかりなさっている(というか、キャサリンに輪をかけて気の強い)「アンジェラ」も登場し、結構話に絡んできます。そして……キャサリンはお父様に隠れて大冒険。
前回の「レディー・ガンナーの大追跡」みたいに異種人種と、人間の〜と言う話はあまり無く、結構軽めかな?
というか、キャサリン、物語以外でも、いろいろなところでこういった事件にしょっちゅうかかわっているんだろうな〜とか想像できる話でした(笑)
評価は10中8。続編の「レディ・ガンナーと二人の皇子」は、下巻が発売されてから買うつもりなので、とりあえずここまで。