R.O.D 第九巻
R.O.D 第九巻
著/倉田英之 (スタジオオルフェ) イラスト/羽音たらく
発行/集英社 集英社スーパーダッシュ文庫
(ISBN:4086301695)(高森太郎書店では『注目の新刊』のコーナーに。)
著/倉田英之 (スタジオオルフェ) イラスト/羽音たらく
発行/集英社 集英社スーパーダッシュ文庫
(ISBN:4086301695)(高森太郎書店では『注目の新刊』のコーナーに。)
「文系スパイアクション小説」R.O.D、第九巻。
中国の読仙社に一人の男がやってくる。その男は、長身、すばらしき戦う肉体を持つ男。「ヤングメン、と呼んでもいいぞ」 そして、殲滅開始……。 特殊工作部の長、世界を裏から動かしてきた「ジェントルマン」、かれの超人的肉体が読仙社の内部に「紙」を求め進むが……。 そして、読仙社の長、チャイナと行動を共にする読子は……。
そのころ、ウェンディと共にインドで中国への足を止められたねねねは、読子の恋人、ドニーの日記を開く……。
そのころ、ウェンディと共にインドで中国への足を止められたねねねは、読子の恋人、ドニーの日記を開く……。
ひとつの時間軸を元に、ぐーっと物語が。次の章へのインターミッション。時間は推移していますが、すべてのことが同時に進んでいく分、それほど大きくストーリーが動いていません。だけど、確実にある、戦いの前のじあkんか。
だけれどこれ……もしかして物語が始まってから10時間ぐらいしか進んでないかも? だけど、その間に、ねねねがよむ、ドニーの日記、つまり、読子とドニーの……。
以下ネタバレ含む。
そして、今回、かなり、複線が再び練りこまれているかも。もしかしたら、次の巻とは、上下巻ぐらい、密着した関係になるんじゃないか、とかかってに予想してみたり……。
イラストは羽音たらく氏。 表紙イラスト、やっぱりハードボイルドですね〜。そして挿絵も、なんかふにふに〜っとした感じとか、すごくいい!。自分としては、特にP123の、ドレイクの感じとか、そして……いいですよ!
評価は10中7.5。このシリーズ、最新刊を読むと、一気に前の分を読み返したくなりますねぇ。