高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

緑葉宇宙船テラリウム 〜 真珠色の機甲天使

 緑葉宇宙船テラリウム(2) 〜 真珠色の機甲天使
 著/夏緑 イラスト/OKAMA
 発行メディアファクトリー MF文庫J
(ISBN:484010672X)(高森太郎書店では『最近読んだ本』のコーナーに)

 前巻を読了後、探していたのだがMF文庫Jの宿命か、なかなか見つからず、この間やっと発見して購入。読了。

 前手に入れた超高性能宇宙船を分解して、装備を整えるために地球環へ来た宇宙艦テラリウム。そこでハイラインはちょっとした言い争いで家出を図り、通報を受けたドラセナに、ハイラインはドラセナに半ば押しかけるような形で保護を求め、ドラセナの元に身を寄せるが……。 その後、数日して、ドラセナ行方不明の報が入る。ドラセナのネコ型メイドロボットチコリと共に、基地を出たハイラインは、テラリウムに戻り、ドラセナ捜索を開始するが……そこには、ハイラインの故郷、火星の影が……

 やっぱり「ハイライン」を「ハインライン」と書きそうになる今日この頃

 夏緑氏って2人いるのですか?と聞きたくなるほど前回となんとなくちょっとテイストが違う感じ。いや、違うと言うのはあまり適切ではないか、なんというか、アニメのシリーズの違う回みたいな感じ。

 ちょっとスパイスが効いた会話と、暴走気味のハイラインは相変わらず。そして、ドラセナとあれが……。
 以下ネタバレ含む。


 というか、「美乳コンテスト」の当たり暴走しすぎ(笑)。無論ほめ言葉です。
 ちなみに自分は、80%まで言ったとき、その後一番最初の5%かさ上げした属性がけっこうぐっときたかも(笑)

 イラストはOKAMA氏。独特なイラストだけれど、かなり融合度が高いです。なんか前回よりヒースがちょっと優男になっている感じがするのは気のせいでしょうか。


 評価は10中7。3巻ももう確保済み。読みますよ〜。

 それから、最後に警告を。この本は、オンラインでの購入を強く勧めます。ディスプレイじゃそれほどでもないですし、オンライン書店では帯もついていませんが、自分が買ったときは確か帯には「美乳コンテスト開催中」とかとんでもないことが書いてあって、イラストとあいまってかなり恥ずかしかったです。(爆) いや、イラストはいいんですよ。いいんです。ですけど、両方合わさると……(汗