高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

ライトノベル売り上げの話(まいじゃー推進委員会さまより)

 まいじゃー推進委員会さまで非常に興味深い話を書かれていたので、ブックマーク代わりにメモ。「ライトノベル売り上げの話」。
 なるほど〜。たしかに最大瞬間風速なのか、と思う。実際の本屋では平積みにされているときしか、イラストをしっかり見ることはできないわけで、イラスト買いが増えるのは発売された直後、さらにそこら辺は、衝動買いが多いから……ということなのか。
 それに対して、オンライン書店では、表紙買いするには、ディスプレイは小さすぎて、さらに内容で買う人が多いから、とか。
 自分がランキングとか見る限り、不思議な売れ方をするものが多いものなぁ。自分が書店に乗せているもので、、オンラインで話題になっているもの、紹介されているもののランキングが落ちにくいことに気付いたりしたけれど。
 また、大きな影響力を持つサイトと言うのは限られており、さらにそれらはみ〜んな個人サイトである気がする。もしくは、個人のごく小さな、それこそ昔ながらの個人書店のように、豊富な商品知識を持つ人物(=ライトノベル読み)が経営する書店のサイトだったりするわけで、インターネットは巨大な口コミ網といえる。と。
 特別な空間を除けば、基本的に愛好者がほどよく少ない分野で、けっこう「この本はおもしろいぞ〜」とか、「あそこのああがこうなんだよ」と語りたいのに周りに読む人がいない。さらにマンガみたいに定期刊行する雑誌があるわけじゃなく、販売方式は昔ながらの書籍と同じなので、情報が少なくて飢えているところもあった。で、そういう状況でインターネットというメディアが、ライトノベル読みにとって重要なメディアになった、というところもあるのではないかと、私なんかは思ったりする。
 自分も、アンテナのほうを見てもらえば分かると思うけれど、オンラインでだいぶライトノベルの情報を仕入れて、「面白いよ」とかあちこちでどんな評価にしろ話題になっているものを見かけるとうずうずしてきて買ってしまうもんなぁ。
 だけど、そこまでオンラインでの口コミというものは重要視されているのか。だから、この間のようなリファラスパムとかそういうことになったりして……(汗