電撃文庫症候群
- 病名:電撃文庫症候群
- 症状:毎月10日ごろになると何かにひきつけられるように本屋に行く。ある一定の期日を過ぎると睡眠時間が減り始め、急に行動範囲が狭まる。 古くは三ヶ月に一度、以前は二ヶ月に一度、10日ごろから16日ごろまで症状が続くことがあったが、現在は同じく10日ごろに集中するようになった。しかしその分発祥時の症状が重くなる傾向がある。
- 患者に共通する特徴:ライトノベルへはまったきっかけが、電撃文庫だったものに多く見られる。なおかつ、それがあらゆる意味でディープなことに定評のある作品(古くは伊達版ルームメイト、ブラックロッド、都市シリーズ、現在は終りのクロニクル、わたしたちの田村くんなど)であるほど重い傾向にある。また、すでにスニーカー文庫症候群、富士見ファンタジア文庫症候群、MF文庫J症候群など、俗にいう「活字中毒系症候群」をわずらっているものが多い。
- 特筆事項:症状としては富士見ミステリー文庫症候群と間違えやすいが、間違える場合は大抵両方わずらっていると考えるほうが自然である。搬入時期などが違うせいか、併発するとさらに悪化する傾向がある。
- 治療法:あきらめる。あきらめればそこは天国である。書籍の整理だけは忘れずに。
おだいじに。