高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

我、字が下手につき。 ボールペン字講座を受講してみる。

 自分は字がものすごく下手である。それはもー、なんというかはっきりいって書きなれていないせいもあり、また、いちいち手で書くよりもぱっぱぱっぱ打ってしまったほうが早いし読めるしってので、読めないから書かない、書かないからさらに下手になる、下手な字は読めんしどうよ、というような悪循環に陥っている。

 どれくらいかというと、「とりあえず今の字を書いて乗せてみるか」と書いてみたが、やっぱりやめようと思い直すくらいである。
 で、今年の初め、日本書道協会から「ボールペン字講座」の案内状というかダイレクトメールが届いた。昔々、書店でもらった資料請求ハガキを出し、しばらくほおっておいたのだが、どこかに名前が残っていたのか、届いたものである。
 ちょうど、そのころちょっと思うところがあり……会社だと結構手書きで書くシーンがかなりあって、そこで字が下手であんまりうまくいかないので、しっかり一度学びなおしてみようと思っていたところで……受講料は29000円。分割だと約三万円。確かに高いが、とんでもなく高いというほどではない。これで少しでも矯正できるなら、ということで、申し込んでみた。

 そして、本日。その教材が届いたわけである。

 教材の量は、だいたいamazonでハードカバーの本を二冊ぐらい買ったときにくる大きさぐらいの箱に入ってくる。箱の中には、全6巻の練習帳および教材の冊子(サイズはA4、中綴じで一冊80ページ前後)が一まとめにボール紙のケースに入ったものと、「実用ボールペン時講座副教材・あて名便利長帳」と題した中に苗字やら名前やらがかかれている本と、状況感じ、人名用漢字、楷書行書辞典なるこちらは結構ぶあつい300ページほどの辞典がついてくる。
 あとは振込みをおこなうための振込み票のつづりと、受講番号とバーコードなどが印刷され、講座のやりとりにつかうらしきシール、封筒、住所氏名添削用のカードなどが入っている。
 ちなみに封筒は第三種郵便物認可などではなくごく普通に80円を貼って出すもののようだ。

 そして、なんたらかんたらキャンペーンとかの、一度こういうものを資料請求したことのある人ならばご存知だと思うが、ひたすら趣味の悪くて重くて使いにくいボールペンと、シャーペン、および妙に軽い腕時計がついてきた。はっきり言ってこんなものはいらん。こんなものをつけてなぜわざわざやすっぽさを演出するのだろうか。うさんくさい。

 まぁ、別に自分はそこらへんのことはだいたい想像がついていたので、まぁいいやという程度で、さくっとそのまま引き出しにほおりこんでおく。

 そして、ぱらぱらといろいろめくってみたりとかいろいろしてみる。

 テキストは非常にいいかんじである。大きさも手ごろで、一冊が厚くないので、見開いてそのまんま書き込むのにいい。内容も結構いっぽいっぽでいいかんじ。よーしやってやろうぞ。という気になってくる。
 また、文章もかんたんでわかりやすく、書き込む形式でよい。下手にカラーとか妙なふうにしていないのが好感がもてる。

 が、気になる点もいくつか。まず一番に気になるのは、あちこちにしつこいくらい書かれている「添削は通常三週間かかります」という言葉だ。三週間ってちょっとかかりすぎじゃねえのか? と思う。と、同時に、しつこいくらい「まだ添削が帰ってこないのだが」というというあわせをする人がおおいので、こう書いてあるのだろうが、それにしたってちょっと時間がかかりすぎじゃないかと思う。実際どうだかはやってみないとわからないが。

 また、事前に説明がなかったのでちょっと不安だった支払いについてだが、支払いは「支払い綴り」などというものがついていて、一括払い用と分割払い用とあるようだ。で、好きなほうを使うと。

 ……ちょっとだけだが、NHK学園のほうをのぞいてみて、そっちのが安いなー、とかおもったりするけどまぁいろいろろとして、とりあえず明日一括払いで29000円を払い込み、さー、この汚い字をなんとかしなければ、と思うわけであります。