高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

ウェブのファイル転送メモ

 唐突に、インターネットを経由して、特にとちゅうで多少盗聴されようがかまわないがでかいデータを遠隔でデータをやり取りする方法メモ。

  • メールに添付する。
  • メッセンジャーの転送機能を利用する。
  • オンラインのディスクスペースを利用する。
  • 専用のデータ転送ソフトを利用する。

 詳細を。

 メールに添付する、というのは非常に簡単かつ良くあるやり方であるが……この方法だと、メールのセキュリティを通過できない可能性が大きい。この分野が一番オンラインウイルスチェックが進んでいて、ちゃんとファイルの内容をも検査して特定の形式のファイルを通らなくしたりすることは良くある。拡張子程度を変えてもだめである。(ということは、初期の頃は通ったということだったり)
 しかし、最近のプロバイダはかなり大容量のメールスペースを用意してくれていることが多いので、意外とこれでもいける。が、もちろんこれは、相手と連絡を取り合っているときだけやりましょう。

 メッセンジャーは、ファイル転送は別のポートを使っていることがあったり、そしてメッセンジャーは結構企業に取り付こうとしているので、逆に使用を制限することが結構簡単にできる方法やツールが公開されていたりするという話を聞いた。ファイルのやり取りはできなくするのだそうで、制限がかかっているLAN内では難しいが有効な方法である。てかメッセンジャーを使いながらならこの方法が有利だろう。

 オンラインのディスクスペースを利用する、これは今のところ一番簡単。フリーでもいくつかあり、容量制限はあるが、Yahooブリーフケースなんてのは良く利用されるし、大抵のWebストレージサービスは無料サービスがある。よほどでっかいファイルを送らない限り足りる。有料サービスがちょっと高いのが納得いかないが。 また、アクセス制限をかけてWebサイトのスペースに送るという方法も。簡単なアップローダをアクセス制限をかけて設置するのである。これは結構良く使うけれど、ウェブスペースをどっかに持っていないとダメな上、フリーのサーバは、あれはWebサイト公開用にあるので根本的に認証がかけられなかったりしてあんまりよくないし、たいてい規約違反になりかなりの割合でアカウント停止されるかも。

 そして専用のデータ転送ソフトやサービスを利用する。これはP2Pソフトなんかを含むが、いくつかのP2Pソフトは公開したい相手だけにファイルの転送ができたりする。しかしこれも結構たやすく止めることが出来てしまうし、違法なことに使われているということは動かしがたい事実で、それ以上に回線を圧迫するということで、メッセンジャーよりも遮断されている可能性は高い。てかいらぬ疑いをかけられる可能性が高いし。
 そしてそのほかだと、さくっとFTPサーバを建ててしまうという方法がある。が、これはほぼLANの中(通常のNAT環境)側がクライアント(ファイルを受け取るほう)だと通じないと思って間違いないので、これができればメッセンジャーを使えばよいということになるが、いまメッセンジャーは本当にピュアP2P型であるのってあったっけ、というぐらいであるのででかすぎると送れないことも多い。だったら、この方法は有効だ。
 自分はこれで自宅から学校のコンピュータに2GBとほどのデータを送ったことがある。その節はネットワークが重いぞと思われた学友のみなさま申し訳ない……。いや、だって学校のPCはDVDは読めないので、CD-Rに焼くとしても、3枚とかになってしまうからで……(言い訳)。 といってもまぁ、荒業であることは間違いないなぁ、そしてこれって普段から準備しておかないとだめなので、突然「送って」といわれてできるかとというのはちょっと無理かもしれないが……。

 と、今あるのはこれくらいかなぁ……。なんというか意外と不便である。特にファイヤーウォールの内側からの環境からは。こうなると後は最小限のデータ量にすることと、非常に高い圧縮率、と言う昔ながらの対策をしてメールで送る、ということになるだろうか。
 あとセキュアだと、VPNでもなんでも引いてセキュアなルートを作成してからやるしか方法は無い。