高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

角川書店『月刊 ニュータイプ2004年12月号』

『月刊 ニュータイプ2004年12月号』

発行/角川書店
(雑誌コード:07009-12)

 今月は「宮崎映画」の月でありまして、こういうときは結構話題があると、書店で「アニメージュ4対ニュータイプ1」とかそれぐらい極端なことになるような気がしているが、今月はだいたい同じぐらいのような気がする。
 これは、「ハウルの動く城VSガンダムSEED DESTINYZガンダム」という構図でありまして、さすがガンダムと言うか。

 というわけでニュータイプの特集は、機動戦士Zガンダム、表紙も機動戦士Zガンダムで、カミーユ・ビダンであります。なんか新訳とかで、ずいぶんこう、印象が違うなぁ。そういえばどこかに、古本屋さんで手に入れた、非常に古いニュータイプで、旧約とすべきか、TVのZガンダムで……これと似たような構図の表紙があったような。発掘するのも大変だが……。

 付録は5台付録!といっているがそのうち付録らしい付録は2つ、蒼穹のファフナーの冊子「Log-book」と、ガンダムSEED DESTINY下敷き。あとは綴じ込みで、ガンダムSEEDの大判ステッカーと、いつものように本の真ん中にある厚紙のところにあるケロロ軍曹の下敷きと、杉崎ゆきるの、裏がアンケートのプレゼントコーナーになっている折込と。
 というか、ステッカーまではまぁ付録といっても言いとして、残りのふたつを「付録」といって数えるのいい加減どうにかなりませんか。思いっきり閉じこんでいて付録して「5大付録」ってかなり水増しな気が……。少なくとも杉崎ゆきる氏のはちゃんとポスターにしてください。お願いですから……。

 それから、綴じ込みのステッカー付録も自分としてはやめてほしいところ。てかけっこう保管して置くと、まっさきにそこからずれたりとかするんですもん。一番変質しやすいし、敗れたらしゃれにならない部分でありますから、できたら別にしてほしい……。


 内容は「ガンダム」「ガンダム」。特集です。思いっきりハウルの動く城に張り合っている感じであります。新訳ZとだいされたZガンダムの特集は……自分は小説版Zの最後の最後、TVアニメでもかなり衝撃的だったあのシーンの「ファが気付いてなかった」やつが少々トラウマになっていたり。ですが、やっぱりこちらも見たいと。

 その後のガンダムSEEDのページには、ニュータイプがGヒーローの戦うスタンスをNTが独自に調査、と題されたページがあるが、客観的にみてちょっとガンオタはいっているらしい自分としては(ぉ とりあえず「Gヒーローって何?」という突っ込みどころから、いろいろ突っ込んだり。というか一番あれなのが「スペシャリストとアマチュア」という指標がなんともはや……。なんだこれ。というか原作を見て無い人がみたら「なんだろう」と偏見をもち、見た人は「なんだこれ」と突っ込むというページでありますなぁ(汗

 そして、自分的にはHow to ART にて久織ちまき氏が登場しているのが非常に興味深く。自分は絵はさっぱりなのでありますが……って、ハイ・ストリーマーのカバーイラストがMS初作画だったんでありますか、などといろいろ。