高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

徳間書店『月刊 アニメージュ2004年12月号 通巻318』

『月刊 アニメージュ2004年12月号 通巻318』

発行/徳間書店
(雑誌コード:01577-12)


 アニメージュ2004年12月号であります。

 特集は、宮崎駿最新作、ハウルの動く城、でもやっぱり付録は機動戦士ガンダムSEED DESTINYのセル画式となのるがただたんにイラストが印刷された多重式クリアファイル。そしてなぜかカードキャプターさくらって、いま再放送しているだろうか。なにか新作がある?

 そして、表紙はおもいっきりハウルの動く城で、なんかすごく気合のはいって金の印刷などをしてあります。が、その下にガンダムSEEDと……。いろいろと大変でありますなぁというところがちらほら。しかし、ジブリ映画がでると、アニメージュが大量に置かれる、というのはもはや定番ですが、なんかそれほど盛り上がっていないような気がする。
 自分はどうせいけるようなときに地元の映画館ではやってくれないと思うので、もう大ヒットして、ここらへんでもナイター上映してくれることを願いつつ。


 そして、自分はアニメージュを買ってからまっさきに「魔女っ子ソンソン」「アニメ制作進行!くろみちゃん」「ニュータイプ人生相談 富野に聞け!」「あの人に聞きたい!」と巡るという人なので、それほど特集に興味があるというわけではない人なのでアレですが「編集長は観た!!新番組★全38作品」は、すげかった。
 なにがすごいって、あれだけあっても自分の地方で観れるのは非常に少なすぎて笑えてくる……という話ではなく、コメントが結構つぼを押さえているというか、なんか本当につぼにはまるというか、観たくなるのが数作、結構客観的にみているが、しかしちゃんと楽しみ方を心得ている人というか、ちゃんと記事している。
 それもそのはず、アニメージュの編集長大野修一氏って、同時にSF Japan徳間デュアル文庫の編集長をつとめる方でありまして、いやこれはすごい。
 なんか恒例企画にしてほしい感じ。こういうのがアニメージュであろう、と思う、比率的には少ないらしい野郎の読者である自分は思ったり。