高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

村山由佳氏の直木賞受賞後第一作って……

 FANTASY Bookmarkさまより、http://www.s-woman.net/というところの記事「「天使の梯子」スペシャルインタビュー」というものを拝見し……というかこの方が直木賞受賞作家だったって知ったのは実はずいぶん最近でありまして、普段はまったく直木賞とかそいうのには手を出さない自分でありますが呼んでみたいなぁと……あれ?
 あれれ?

 ちょっとまった。


昨年、『星々の舟』で直木賞を受賞した村山由佳さん。それまでとはひと味違う作品だっただけに、受賞後第1作はどんな作品? と楽しみに待っていたファンは多いだろう。そして今回、いよいよ刊行されたのが『天使の梯子』。

 あれ? 受賞後第一作は『おいしいコーヒーのいれ方』だぞ??? いや、好意的に読んで『天使の梯子』が受賞後第一作とは明確には書いてない、と読めますが、それにしても受賞後第一作どんな作品に?ってそこまで振っといて書かねえのかよ! うお〜! てか、村山由佳氏も、おいしいコーヒーのいれ方、優しい秘密(ISBN:4087031403)のあとがきで、『いわゆる<受賞後第一作>」っておっしゃってるし……。

 いや、だからどうしたという話もあるんですが……orz
 なんというか戦略だというのは分かるんですが、こうしてライトノベルのほうとそれ以外とで活動している作家の方々の一部……なんでこう、ふたつの顔を使い分けるようなことをするかな……。ファンとしてはなんというか自分達の存在が黒歴史と言うか、著者がやみに葬りたいものとしてあつかっているように感じてちょっとさみしい。
 いや……それでもついていくのもファンですが……でもやっぱりさみしい。