高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

学校の英会話の教諭、帰国へ。最後の授業。

 自分の通っている専門学校では、イングランド人の英会話教師が英会話と言う授業を盛ってやってくれている。それは、地元の英会話教室から派遣されてくる先生である。 自分は、なぜかある程度意味はわかるのだけれど、しゃべれないと言う典型で、しかも中学、高校とろくに英語をやっていないと言う英語駄目人間で、まったく良い生徒ではない。しかし、何気にこの授業は嫌いではなかったりする。
 そして、その先生がイングランドに帰国することになり、今日最後の授業であった。最後の授業といっても、実はその先生とは、ワーキングホリデーを利用してやってきた、大学生である。つまり、自分たちとあまり、というかぜんぜん年齢が代わらないのだ。

 今日は、その先生が、イングランドに帰国するので、今日が最後の授業だった。帰国するといっても、ワーキングホリデーなので、当初から計画済みであったわけである。

 最後の最後で先生は、自分の家族の写真などを、自分たちに見せてくれた。また、「これがイングランドの携帯電話だ」といって見せてくれたりしたわけだが……。

 なんというか、先生は、母親にであるんだなぁ、とか、写っている写真の距離が、なんか日本人より近いとか。そして、親友とオーストラリアと行った写真なども。また、携帯電話は、ノキア製で、非常に小さくて、シンプル。だけれど、番号とかアドレスとかがこの中に入っている、といっていた。また、イングランドでは、ノキアか、ソニーエリクソンがほとんどで他の会社はほとんど無いといっていた。

 あ〜、なんというか、約1年、先生から教わってきて、とりあえず、自分は英単語とかわからないし、すごく良くない生徒だったが、そこがなんか申し訳なかったと思うけれど、辛抱強く教えてくれた先生はありがたかった。

 向こうは同思っているかわからないけれど、自分はすごく好きな先生だったのでした。


 なんというか、多分もう会うことは無いと思います。だけど、ありがとうと。


 ……一期一会、を想う夜。