高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

図書券廃止。今後は図書カードに。……だったらいっそのこと!

 以前、いずれ図書カードは消え逝く運命であると言うことが確定しているというがさみしい、ということを書いたが、スラッシュドットジャパンのストーリー経由、西日本新聞記事「さらば図書券 発売40年余 来秋からカード移行」によると、テスト的に廃止し鳥取県島根県でのテストも問題なく、カードに移行するそうである。
 なんというか……残念だなぁ……。やっぱり前も書いたけれど、「ごほうび」でもらうものがカードだとなんか味気ないし、500円分図書カード、とかいってそれを出すのもなんか気が引けると言うかなんと言うか。また、小さい書店や、なにかのイベントへの出張所みたいなところでは、図書カード使えないことも多いと思うのだけれど。(図書カードは基本的にオンラインらしいので)またはっきり行ってカードって、紙の図書券より破損率がたかくて、しかも破損したら致命的な気がするし、そこらへんもなぁ。いまだに7割とか出ているというと……残念だなぁ。しょうがないか。なんか風流じゃないじゃない。カードって。


 しかし、時代の流れか。今まで番号をよみとってどうの、というのをしていたと聞くと、やっぱりカードのほうが楽なのだろうと思う。
 それならば! いっそのこと、プリペイド対応カードにしてくれないだろうか。つまり、今のWebマネー……と言うより@QUOのほうが近いか、アレのように、オンラインというかプリペイド番号だけで買い物が出来るように出来ないだろうかと思うのである。
 もちろん磁気でも記録されていて、読み込みが出来る。しかし、磁気ストライプが弱ったり、間違えてブラウン管テレビの上に置いちゃったとか、携帯電話のいっしょにおいちゃったとか言う事故があっても、それならばスクラッチ番号を入力するだけで復帰できるはず。そして、なんといってもオンライン対応であるし。
 またこれぐらいなら簡単なシステムで出来ると思うので、そこら辺に磁気カードリーダをおいた端末を用意する、番号を入力することで確認できるサイトなどをつかって残高照会を可能にし、もちろん実際に使うと穴が開くと。
 そういう風にすればいいと思うのだけれど。だめかなぁ。そうすればいろいろ便利になると思うのだが。いっそ思いっきり普及させるつもりならば、発行側の一方的な都合ともいえる「合理化」だけではなく、新しい機能も付け加えて欲しい。
 無理かなぁ。
 せめて、全国共通図書券のオンライン版を別に作るとかしてくれてもいいんだけれど。ようするに、amazonギフト券のどこでも使える版とか。喜ばれると思うんだけどなぁ。と、つれづれと雑感。
 それには、もうちょっと出版業界が元気になって「よっしゃやるぞ〜」ってな雰囲気にならないと無理だろうか。