高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

やっとついたホテル。就寝。

 ホテルの路地を入っていくと、駐車場入り口、の文字が。そして入っていくと、あれ?立体駐車場なのにスロープがないですよ?それからなんですかこのエレベーターみたいなの。えっと……「パズルタワー」?

 立体駐車場だとは知ってたけど……立体駐車場って機械式の奴ですか!? としょうしょうびびりつつ、車を置いて、フロントに行く。
 フロントでは、おそらくSF大会会場で配っていた紙袋を持った家族連れが。あ〜この方も。小さい子なんかもう眠そうでおかあさんのとなりでうとうとしてる。つかれただろうな〜。と少々ほほえましく思いつつ。自分の番が回ってきたので手続き。
 えっと、立体駐車場に入庫したいのですが……。え?じ、自分で操作するんですか? え、こ、この紙のとおりに。えっと……。
 鍵をうけとって、ホテル裏手の立体駐車場へ。えっと……まず車の位置をちゃんと載せて、そして荷物を出してから、場所を出る。そして、操作盤をかぎであけて、えっとまず「安全確認」のボタンを……押す前に安全確認して、押して、あいている場所のボタンをおして、運転、と。

 するといきなり赤色等がまわりだし「びーびーびー」とサイレンがなり、そしてかたかたかたかたと格子状の向こう側が見通せるシャッターが下りると、がこん、と自分の車がぐ〜っとあがっていく。おぉ、こりゃあちょっとしたSFですなぁ。
 さらば我が愛車。明日もよろしく。


 鍵をフロントに返し、そしてお金を払ってサインをして、鍵を受け取る……と、そのときに財布を落としてみたり、荷物がうまくまとめられていないのでえっちらおっちら微妙に手間取ったりしつつ。
 えっと二階の217? 二階ですよね? と二回ぐらい確認した。実は自分一人でホテルにとまるの初めてである、という出不精の男が一人。

 部屋の中はかなりきれいで、とりあえず眠る場所、というビジネスホテルであるからして、やっぱりベッドは大きなものを使っているんだ、とか。荷物をごとごと、と置いて、どさ〜とベッドに大の字になってみる。自分は大柄なほうだが、ベッドも沈み過ぎないし、足がでちゃうこともない。うーん大き目のベッド万歳。

 その後、ごそごそと入浴。それから食事。 というかなんとなく着替えるのが面倒なのでというどうしようもない理由で半裸でコンビニの袋を広げる。先ほど道を尋ねて教えてくださったおじさまに感謝をささげつつ。あ〜ローソンのとろろそばがこんなにも美味いとは。そしてテレビではオリンピック。星野仙一氏が解説している野球である。が、へとへとな自分はもうそんなことはなく、しかしのどは渇いたので、しかたがなく服を着て、一階の自販機コーナーからCCレモンのペットボトルを買って…………



 その辺から記憶がありません。が、たしかなんか暑いとかいって再び半裸になって眠ったような気が。あぁ、それから部屋の電気の消し方がわからなくて、電気をつけたまま眠ったんだった。

 そして就寝……。