高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

MF文庫J関連話題 - MF文庫Jライトノベル新人賞募集開始と2周年記念フェア。

 公式サイトには一切告知が無いけれど、今月のMF文庫Jの新刊帯、および折込チラシ「その名もJ」より、MF文庫J話題2つ。

 まず、一つ目。MF文庫J ライトノベル大賞を募集を開始するそうであります。

 これは、いままでMF文庫Jでは随時受け付けという形で随時募集を受けて受けていたのだが、今回二作品、

を第0回受賞作品として、今月より募集を開始するそうである。

 これが、ライトノベルの新人賞では結構異色(?)、けっこう現代的に効率的な募集要項になっていて、ちょっとだけ抜粋すると

  • 三ヶ月ごとにまとめて予備審査を行い、佳作を発表。一年分の家作の中から年一回、最優秀賞および優秀賞を選出
  • 締め切りは三ヵ月ごとの月末。9月、12月、3月。発表は公式サイトおよびチラシにて三ヵ月後の25日。第一回最優秀賞は6月25日発表。
  • 選考はライトノベル新人賞選考委員会。
  • 応募資格は不問だが、他社でデビュー経験の無い新人に限る。
  • 応募規定は未発表のオリジナル作品日本語で、40文字×34行の100枚から120枚(400字詰め300から400)、必ずワープロ、パソコンででA4にプリントアウトしたものに限る。

 と言う感じてありまして、そのほかに、メールアドレス、略歴のなかに他賞への応募歴を結果にかかわらず明記するように求める、希望すれば評価シートを送ってもらえるっぽい、などがあります。
 いままでワープロ原稿が望ましい、としていたのはあったけれど、ワープロ原稿のみの応募として、さらにメールアドレスを必須としているあたり、やっぱりそういう時代なのだな、メディアファクトリーっぽいと思う。
 賞は、正賞としての盾のほかに、最優秀賞、優秀賞、佳作それぞれ100万円、50万円、10万円と副賞がつくようです。また、送り先が「アクティブコア編集部」となっているけど、アクティブコアってなんだっけ?
 また、げんざいのじてんでは選考委員会のメンバーが書かれていないが、これは編集部などが審査するのだろうか。そうすると、……文学賞メッタ切りでメイフィスト賞もそういう形態だといっていたけれど、いろいろ違った切り口になるのだろうか。
<24日追記>
 違った。24日発売のライトノベル完全読本によると、選考委員のメンバーは

 だそうであります。なんというかMF文庫Jっぽい編集委員氏らであります。というか全体的に「大御所」というより「ただいまの大注目作家」というかんじでありまして……というかですね、自分の好きな作家のみなさまばかりですよ?

 大期待しつつ、応募なさるかたはがんばってください!


 ふたつ目の話題。MF文庫J二周年記念フェアが開催中であります。
 期間中、帯につけられている券を三枚、応募シートに添付して送ると、全員サービスとして(要返信用封筒だけど)デカしおり5枚セットが、そして、神様家族Tシャツ(ヤスダスズヒトデザイン!)、陰からマモルぶる丸ミニクッション、銃姫弾丸デザインペンダント(アンブローシアがしていたものがモデル)、MF文庫Jカバーイラストタペストリー(希望の文庫の表紙絵を印刷してくれる!)の4つが、だいたい月2名から3名あたる、というものであります。

 とりあえず、ヤスダスズヒトデザインの神様家族Tシャツほし〜! すげーよさげ。あとタペストリーでは、是非『あそびにいくヨ!』の放電映像氏のイラストの表紙とか、『葉緑宇宙艦テラリウム』の表紙、嘘シリーズのも……。などと妄想してみる。とりあえず三ヶ月で3回は応募するだろうけれど。確実に買うんだし応募しとかないと。

 というかただのフェアの紹介でしかないのに、折込のまんが「えむとえふ」なんかよさげであります。