高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

かさ高紙。

モノグラフさま経由、id:CAXさまのベストセラーの秘密は〝紙〟。を拝見して……。

 このせいか!と思わず叫ぶ。
 最近ちょっとした、それこそ角川文庫とかのフォーマットにあわせれば、フリクリとか、ターンエイガンダムの小説版くらいの厚さになるんじゃないか?っつ〜ような文章量で、しかし、上と下と余白が妙に多く、紙が厚く、そして、本の中の紙の大きさに比べてやたらと分厚くてでかい表紙を持つ本が増えているのは!


 たしかにその類の本って、他の厚いのにくらべればハードカバーの本に比べたら安く売られているんだけれど、内容からいくとちょっと高い。というか、まぁそれはべつ内容がよければそれでかまわないのだけれど……だけれど、自分は声を大きくして言いたい! 読みにくいんだよアレ!

 自分としては、片手で持って読む大きさである。が、外側のカバーが分厚くて大きいので、中の紙が美味い具合に保持できずに、また片手でめくれないのである。
 置いて読むにしても、やたらと表紙と中の紙の腰が強いので、ちょっと手を離すとぱらぱらと戻ってしまい非常に読みにくい。そもそも、ハードカバー、本を保持する意味をそりゃああるだろうけど、あれって厚い本の中身が、左右にたれて、開きすぎて中身がたれないようにするためとか、そういうためについているんじゃないの?(多分違う(汗))

 そしてさ、こういう薄めの本以外で、厚くって読み応えのある本に限って、今度は高くなってしまうのを抑えるために、ソフトカバーの想定にしたりするんだよな……。これじゃ逆だって。(私的には。)

 自分が文庫を愛する理由として、もってあるけて、片手で読めて、長年考えらてきた紙の大きさ、厚さ、などが守られている感じがしていて、読みやすいからだ。……って、もちろん懐具合のこともあるんだけどさ……。
 せめて、収納スペースがいるから、小さく白都は言わない、だけど、だけど……ある程度の薄さの本は、外の表紙をソフトカバーにして、本文の紙とそろえてください。これだけでだいぶ読みやすくなるから……おねがいしますよ……。

 部屋には本とコンピュータ意外、あんまりめぼしいものがない部屋の住人の脊髄反射的な戯言でした……。