高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

最後の夜 ―― ダンボールの森、伐採作戦

 すでに、新築祝い、親類、近所の方、お世話になった方などに新しい家を披露する日は、明日に迫っている。が、しかし、部屋の一番奥に行くのに、重なっているダンボールやら、いまだ行き場がなく突っ立っている、生家で使っていた本棚などを避けつつ、蛇行しながら行かなくてはいけない始末である。

 というわけで、片づけ……なのだが。


 終わらない。 いくらやっても終わらない。 しょうがないので最後の手段。 ダンボールそのまんま押入れ詰め込みを実施して、なんとか収まりをつけたのは、27時50分……というか、すでに新聞やさん着ますよ? な勢いの翌、3日の未明、3時50分……そして、さすがに「不精ひげ120%っ!」というツラでお客様(特に従姉のお姉さま)に合うのは気が引けるゆえ、風呂に入り、念入りにひげをそり、頭を新い、なぞしていたら、28時30分……というか、すでに空が明るく張り始めている翌、3日の早朝4時30分であった。 もうどうしようもねえやこりゃあ! というわけで、というわけで、ちょっとだけ仮眠程度に眠り、そして翌日へ……。


 ちょっとだけメモ。

  • ワイヤーシェルフと言うか、ワイヤースチールラックの家庭用の大型のものは、大体横幅が90センチで、一番オーソドックスな三段カラーボックスを横にしてぴったりのサイズである。ファイル収納に便利。
  • 科学雑巾は使える。が、白木に使ってはならない。
  • ちりとりとほうきを早急に確保
  • 押入れに詰め込んだものを後で確認せよ

 また、家のほうの引越しでは、京都に住んでいる小父さんが一日早く来てくださり、色々てつだってくださったので、多少何とかなる。

 というか、生家の蔵の置くに、自分からみると、ひい、ひい、ひいおじいさん、祖母からみておじいさんに当たる人の名前がかかれたサラやら、つぼやら、はちやらがいくつか出てきて、うは〜状態。
 というか那須与一(扇子を弓で貫いてどうの、というやつ)の絵が描かれた絵皿など、こういうのが内にもあったのか〜と言う感じだったり。
 そのほかは、母がお皿など、明日の新築祝いに必用なものを調達したりした。