高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

本棚、基本組み立て完了!

 昨日届いた、楽天市場内、インテリアカフェで購入した、本棚・書棚・ブックスタンド文庫本ラック。可動棚付、幅150X高さ180cmタイプ(色・ナチュラル)と、本棚・スライド書棚・スライドブックスタンド 可動棚付、幅120×高さ180タイプ(色・ナチュラル&ホワイト)のふたつの本棚の、基本の組み立てが完了した。というわけで、ちょっとだけメモ。

 まず、一番最初に作ったのは、本棚・書棚・ブックスタンド文庫本ラック。幅150。包みを開けると、きっちり隙間に無駄が無いように、さらに内部で商品が動かないように効率よく無駄なく梱包されている。ここら辺は通信販売会社ならでわのノウハウだろうなぁ。

 さらに、驚いたのが部品である。部品は、今まで自分が買ってきた組み立てのものは、ねじ、ピン、などと分かれて袋に入っていた。しかしこれは、まるで、薬の錠剤で、シートに一つ一つ合って反対から押し出すシートのように、パッケージングされて入っていた。

 なるほど、これだと確かに、どこどこのねじが無い、とか、ピンがひとつ足りない、ということはほぼ起こらないだろう。これも通信販売ならではの知恵か。さらに、一つ一つ出すので、無くし難い。また、それぞれ全部品ひとつづつ、予備部品も付属していた。

 また、空けると、一番上の置いてあるのは、B4の紙に、でっかくフリーダイアルの問合せ先が示された用紙。
 本棚ひとつに付きふたつ梱包があったのだが、説明書は当然片方にしか入っていない。しかし、この紙が両方に入っているのは、やっぱり良く考えられていると感じる。



 新築した家の、自分の部屋となる場所でやったので、床に梱包していたダンボールを引き、あちこちに新聞紙を引いてから。そして、説明を見つつ、部品を確認する。


 組み立て説明書は、テクニカルイラストレーション、よ〜するに、コンピュータグラフィックスで立体的に細かく書かれたものではなく、さらに、普通のコピー機で印刷されたものなので、決して分かりやすくは無いが、自分が今まで買ってきた組み立て家具の中では標準的である。

 そして、組み立て開始。

 この文庫棚は、上下ふたつに分離してそれぞれ作り、付属しているねじで固定するようになっている。というわけで、まず上から作るのだが、これは、普通の棚と同じ。そこに、ふたつの中仕切りと、外枠をつけて、そこに背の板を入れて、上から天板をつける。という形になっている。

 が、ここでポイント。上は、ビスを使わずに作れるようになっていた。穴が開いていて、そこに付属の接着剤を塗り、くっつける形で組み立てられる。

 さらに、その後下。下はも、同様に、組み立てるが、こちらは足をつける必用があり、したをに立てるか立ちでではなく、下の板を左右から挟みこむ形。ビスで留めると結構しっかりとする。

 そして、その上下二段を、ボルトで固定し、その後、たぶん何かわけがあると思える白いプラスティックの、横揺れ防止器具、というのを指定どおりに設置し、完成。


 こうやって書くと簡単なようだが、物が結構大きい上に、けっこう新調にやったり、説明書に無いことをやったりしたので、父と二人でやって所要時間二時間ほど。

 ここで、注意。

  • はめ込んでやるところは、そこで支えるので非常に硬いです。なので、ホームセンターなどで売っている木工用のゴムハンマーか、プラスティックハンマーは必須!
  • 自分が買った大型のサイズの場合、組み立て中、スペースを動かすためとか、そのようなために動かすだけでも一人では難しいです。なので、二人で組み立てたほうがいいと思う。
  • 固定のダボだが、最後まで入らない部分があるので、そのようなところは無理とハンマーで叩かないように。割れます。


 出来上がりは、「薄っ!」と言う感じである。横幅が広いので余計そう見えるのだろうが、しかし薄い。上の部分は文庫を置いてみると、ちょうどぴったりで、カバーの文だけ前に出ている感じ。日焼け対策は必須かも、という感じもするが、しかし、スペースは有効利用できるし、なにより奥に本を入れて、二重にする、ということが一切無いのでうれしい。視認性が高いのだ。

 さらに、これなら……ふたつ同じ大きさのものを買って、背中合わせに置けば、書庫などでもかなり使えると思う。その割りにスペースをとらないので、奥に深い本棚に文庫を二重に入れるより、視認性が高くいと思う。



 次に、スライド書棚 幅120を組み立て始める。

 まず、指示に従って一番最初に、実際にスライドする棚をふたつ作る。全く一緒で、大きさも小さいので、かるがると作れる。が、このとき軽がると作ったことが後で問題に……。


 そして、一日目はふたつ作ったところで時間切れ。そして、今日、続き。


 やっぱり、稼動部分があって、構造が複雑な分、組み立ても複雑で、まず、一番下の板、レールが付いている板に足をつけて、そして、真ん中から組み立てはじめ。

 が、ここで少々分かりにくい点が。
 とりあえず、説明書では非常に分かりにくいのだが、この板、上下がある。しかし、ねじ穴が違うだけで、さらに説明書にはそれが書かれているが、具体的な注意などはないの。自分も、一度、間違ってつけてしまう。
 あわてて、左右交換し、つける。

 そして、そこから、半分を作るように棚を作り、半分ができたら次は真ん中、次は側、と言う風に作っていく。

 そして、最後まで作った後、さぁ、スライド棚を入れるぞ、と言う段階で問題が。片方は、非常にうまく動くのだが、もう片方、なんかごりごりとこすってしまい、美味くスライドしてくれない。

 ……良くみると、稼動棚を作るとき、美味くねじが入らなかったのか、変な方向に進んでしまったのか、、その、スライド部全体がゆがんでしまっていた。
 よって、ねじをはずして、再度組み立てなおしてみる。しかし、素材が曲がってしまってすでに完全に元には戻らず……。


 というわけで、注意

  1. ひじょうにに複雑な手順になっているが、それなりに意味がある。順番に従って
  2. ねじ穴をちゃんとあわせて。ゆがまないように。特にスライド部は気をつけて!

 で、ふたつ組み立ててみての感想。

  • とりあえず、基本的に自分が買った大きさサイズは一人では無理。だれかもう一人の人に協力をたのんで。
  • 電動工具より、叩いても傷が付きにくいゴム、もしくはプラスティックハンマーと、木工用ボンドを用意しておこう。もちろんドライバーも。ゴムハンマーなどがなく、普通のハンマーの場合は、あて木を活用。
  • 作るスペースは広ければ広いほど良い。少なくとも、本体を寝かせて、その横に自分がかがめるくらいのスペースを。
  • ダボの打ち込みすぎ、ねじの回しすぎに注意。素材を壊します。
  • 部品の前、後ろに注意。プリント面を後ろにすると泣けます……。

 また、組み立てに自分が使ったもののリスト。

  • プラスドライバー
  • カッター
  • ゴムハンマー
  • 新聞紙
  • ウェットティッシュ
  • ティッシュペーパー
  • 市販の普通の木工用接着剤(付いてくるが、ちょっと失敗すると足りなくなる)
  • へら(自分はへらを使ったが、割り箸などでも可。)接着剤を伸ばすのに使う。

 また、さらに製品についての感想。

  • ノウハウが詰まっている感じの梱包はいいかも。真ん中を持てば、バランスよく担げるようになっている。
  • そこら辺で売っている組み立て家具より、確かに丈夫に感じる。たまにある、棚があるが、中が中空、みたいな妙な板は使っていない。結構しっかりしている。
  • 取扱説明書の分かりやすさは、ちょっと難解かもしれない。実際のパーツとつき合わせて
  • 上下、左右が分かりにくい。一度、仮組みするように、置いてみるなどしたほうが良い。
  • 本体に、一切マーキング(部品番号だとか、使う上では必要の無いもの)がされていないのが、なかなか良い感じ。
  • 部品数、接着剤使用必用の箇所が最小限にとどめられている印象。

 さて、次は、最終点検と、後片付けの後、実際において使う部分に設置して、本を陳列しつつ、自由に高さを切れる稼動棚を載せてみよう。