ぺとぺとさん
なんか普段拝見させていただいているサイトで、立て続けに紹介されていて、さらに、イラスト、あの「わたおに」のひとかぁ、とか、ぺとぺとさん、っていうこのなんともいえない語感にさそわれて購入。読んでみたらなんだかほんわか〜。いいかも〜。
かっぱ、とか、ぬりかべ、とか、あかなめとかかわいー感じの妖怪が出てくる学園小説。
なんか、かわい〜かんじの妖怪の子たちがたくさん登場するちょっとかわったとある学校の物語。だけど、不思議な感じだけど、ほんわかーっていうのがいい。かわいい妖怪たちの日常。だけど、日常ってそのなかに、すこし、どきどきするようなことがあって、それがすっごく丁寧に書かれている。そして、それにこっちも萌えーっていうか、どきどきしたりとか、うは〜
そして、妖怪がいるって言うと、なんだ?ってかんじだけれど、ちゃんと中学生の学校の学園モノを正面からちゃんとおもしろいっていうのもいい。
以下ネタバレ含む。
書き方が、すごく会話の連続がおおくて、ちょっと気をつけないとおいていかれてしまう感じなので、こういう感じのを読みなれていないとちょと分かりにくいというか、読みにくいかもしれませんが、だけど大丈夫!、キャラクターの個性はしっかり立っている感じですし、巻頭にキャラクター総覧がちゃんとあります。
イラストはYUG氏。かなり話題になった「週間わたしのおにいちゃん」とかのイラストを書いているそうで……すっごく融合度が高いというか、同時に作られた漢字。二つでひとつ。みたいな。そして、すっごくレベルが高い!ふんわかしているのに、しっかりしている、見たいな。
巻頭に導入ストーリーのショートマンガも。
評価は10中7.5。ぜひとも続き希望! 彼らのその後が気になるというか、なんかこう、「あずまんが」に通じる続きの読みたさがあります。