高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

私の書評論

 ここはblogでもあるらしいので、たまにはほかの方の日記から触発されてみる。いや、自分が書いているのは間違いなく日記だと思うけれど。まぁ、ともかく。

まぁいいか様、2004年1月26日に、MY書評論という、なかなか興味深い話が載っていた。

 それに触発されてなんぞ自分も書いてみる。……が、まぁいいかを書いていらっしゃる(つけている?)、id:INN氏の言うことにまったくもって同感というか、そういう感じであまり書くことも無いのだけれど。

<後日追記。ここから後の文章は、INN氏の文章とはあまり関係あるようで実はまったくありません(汗>

 自分も同じように「普通」が大きい人間だったりする。というか、もっと言うと自分は、「大体どんな作品でも面白いと思える雑読みである意味めでたい人間」である。なので、好みがはっきりしている人には、欺瞞に映るらしい。つまり、なんでもかんでもとりあえず面白いといっているのでは、と。

 その指摘はある意味正しいが、でもなんでも面白くいわけじゃなく、無論、ごくたまにだが、自分にもつまらん、と思う本もある。

 たとえば、新刊として一巻が発売されたとき、新刊として買い、読んでいると途中で頭にくるほどつまらなく、捨て置いた本がある。
 が、その本は今、しっかりとファンを囲っていて、人気があったりする。だが、今でも読んで、どうしても面白いとは思えない。
 だが、そのようなものでも、「自分に合わなかったことをなにも人に宣伝して回ることは無かろう」と思うわけである。それが、好きな作家さんで、「なんか今回から路線変わった?」「なんか今回はいまいち…」みたいな場合は書くこともあるけど。だから、必然的に「おもしろい」とばっかり書いているように見えるのである。まぁ、おもしろいと思える本が大半である。と言うのもまた真実だたったりするけれど。

 じゃあ、参考にしてもらうために書いているわけじゃないのか、といわれれば、迷っている人の背中を押し、時には活字中毒の世界へ地の底からマッドハンドのごとく足を引っ張る(ぉぃ ため、そして、この本は面白いよと進めて、仲間を増やすというか、この本の面白さを伝えるために書いているのであって、別に「この本は詰まらんから買うな」と忠告するわけではないのだ。だから、面白い本を探すのに参考にしてくれたら、ただたんに、俺すげー喜ぶ。ってところである。

 つーわけで、自分はそういう風に書いているので、書を評する、というより、本の感想〜という感じかもしれない。*1
 それに、自分に合わない本も、シリーズとして出てきているなら、好きな人はいるのである。だから商業的に成立している。たたくのは確かに楽しいが、しかし好きな人が読めば不快だし、自分は、オンライン以外では、それほど回りにライトノベル読みがいない状況であり、少数派の気持ちがわかる気がするし。

 ……なんか元の話からだいぶそれてしまってますが(汗

 それから、「普通」の本が感想を書くのが一番難しい、というのはかなり同感。そして、それらが似通ってしまうと言うのも……。
 つまらなければ、もしくは非常におもしろければ、感情にまかせて、一気に書く*2ことが多い。もっといえば、ぶっちゃけ、つまらん本はたたけばよいだけであるし、自分の中ではそれが一番楽だろうとおもう。
 無論、その文が良いか悪いかは別問題で。

 つーことで、何を書いているのか自分でも良くわからなくなってきたのでこの辺で(ぉぃ

*1:自分はあれである。教科書の「そのときの著者の気持ち」とかそういうのに「その気持ちって、どうやってしんったんですか?」などと言って先生を困らせた口であるからして(汗、そういう風に考えるのが好きではないし。

*2:ともすると、後で「穴があったら入りたい」文章になることも・汗