おかゆまさきの電撃エンターテイナークローズアップ
電撃エンターテイナークローズアップ 〜 おかゆまさき
電撃hpVol27、P2より掲載。
(電撃hpVol27ISBN:4840225699 1高森太郎書店ではこちら
って、セクションをわざわざして、「今日の読了。」にしてまで書くのもあれだけれど、それはそれで(笑)ちょっとだけ印象と言うか感想を書く。
おかゆまさき氏は「撲殺天使ドクロちゃん」が一部で高畑京一郎氏が原稿を落とした穴埋めであったと言う噂があるが電撃hpに何の予告もなく掲載され、あちこちに笑いと衝撃を与えた。というか俺がなんかすげー笑った作家である。
けっこう、ライトノベル周りの掲示板などで、「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪」というのがあちこちでかかれているのを見たかもしれない。暴走系のこういうギャグものは電撃では珍しい存在で、けっこ〜売れている。
ネットでは、結構みんな面白く読んでいるのに、なぜかあんまり文庫化、とかそういう感覚がなく、文庫化されたときにさらに衝撃を与えた。そして、帯を見てさらに笑った。二巻は後ろをみてさらに。
すなおに「ばかだな〜こいつ」と笑えるシュールなこねた満載。もう笑う笑う。「撲殺天使ドクロちゃん」はじぶんがちょっと沈んでいるときに読んでます。な〜んにも考えずによめるんだもん。けっこうそれでもちなおしたりして。
さて、インタービューの中では、
これは編集部で言われているんですが、作品に比べて、作者の人格が妙に普通だと……
電撃hpVol27、P11より引用
と書かれていたけれど、インタビューを読んで自分もそんな印象を持った。あぁ、結構普通なんだって。いや、別にその、馬鹿と天才の間を地で行っているような人を想像していたわけではありません(笑)。ですけど、作品から受ける電波からすりゃあもう、かなり普通に思えます。
ですけど、まぁやっぱりなんか、そこまで高度に計算しているプロであるか、それとも自分は気付いていないタイプの天然か、っていうようなかんじがじゃっかんします。だって、そこまで印象が普通の人が、いくらなんでも素で「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪」って思いつきますか?っていう(笑) まぁ、文章から得る印象なのであれですが。
すごく興味深いインタビューでした。とくに、研究していた、というようなくだりなど、本当に興味深い。
おかゆまさき氏の今後に期待というか、本を楽しみに待ちたいと思う。阿智太郎氏と(できれば一色銀河氏と)電撃のコメディー作家としてがんばってほしい。
というわけで、ドクロちゃんもだけど、違うのもおもしろそうかも、と思った。