高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

オンライン書店レビューの番外 eBOOKOFF（http://www.ebookoff.co.jp/）

本 web 雑感

eBOOKOFFは、現在の古本の常識を覆し、新古書店というジャンルを切り開いたブックオフコーポレーションが行うオンライン古本店である。もちろんブックオフなので、本だけでなく、CD、DVD、ゲームなども扱い、さらに、海外への配送体制を整えていたりと、現在のところ間違いなく日本一強力なオンライン古本店であろう。
　（海外配送はリニューアル後記述が消えているので、もしかしてなくなった？）

○自分的に良いところ
・地方の古本屋など比較にならないくらいの在庫量
　自分が、ネットの古書店を利用するときの動機は、もはや新品では手に入らなくなってしまった本を入手するためであるので、これが非常に重要。ここはかなりの在庫量を誇る。見つからない本も多いが、そこは新本を扱う書店との違い。ダメでもともと、と検索してみると、それでもけっこうな確率で手に入る。
・送料の点で、他のオンライン営業している古書店より有利
　2000円以上買うと送料がただになる。他のオンライン営業している古書店は、買えば買うど送料が高くなることが多いが、ここは大量に扱っている強みか、もしくは他の新本のオンライン書店ではをライバルとしているのかわらないが、良。
・検索結果画面のソートなどが自由にできる
　前はそうではなかったが、現在リニューアルして、作家別、シリーズ別でのソート切り替えが、検索結果画面で可能になった。いちいち検索画面に戻らなくていいし、検索の補助的な機能として便利。
・お客様センターの対応が丁寧
　一度、間違えて注文してしまい、二度の注文になってしまうので、一緒にできないか、と相談したことがある。無論、無理であったが、そのときの対応が、非常に丁寧だったことを覚えている。

○自分的に悪いところ
・メールでの発送通知がない。
　注文確認のメールだけで、発送しました、何日ごろ届きます、といったメールがとどかない。なので、今日のように、学校に着てからサイトにログオンして、注文履歴を参照したら地元の西濃運送の配送センターに既に届いていて、まだお金を用意してなくて焦る、なんてことになる。無論配送指定もできるのだが、後記の理由で使えないので……。
・実店舗のBOOKOFFに比べて、割高
　実際の店舗だと250円で買える本が、300円で売っていたり。また100円書籍コーナーが最近できたが、それも実際の店舗に比べると量が少ないので、どうしても割高になる。まぁ、悪いところ、というほどの事ではないかもしれませんが……。
・データが不完全なことがある。
　最近は解消されたかも知れないが、笹本祐一が、笹本裕一になっていたり、ISBNが間違っていて、新本オンライン書店で内容の確認をしようとしたら、どうしても出てこなくて困った、なんと言うことがあった。
・運送が西濃運送である。
　これは超個人的、ローカルな理由であるが、地元の西濃運送の配送を請け負っている子会社のおっさんが、非常に無愛想で、「おつりはありますか」「んなものはない」などと言う会話をしたことも。代引で支払うしかないので、けっこう切実なのですが。
　また、午前中指定にしてあるのに、午前中に届いたためしがない。

○比較項目
・納期
　大体、3日ぐらい（休日を除く）で届く。
　実は、これが、かなりこのサイトで癖のあるところ。注文すると、「X月XX日以降配送予定」などと、大体一週間から十日先の日付が表示されている。が、実際には、首都圏、中部圏ならば少なくとも、こんなに時間はかからないのである。これが何を意味するかと言うと、配達日指定が役に立たないと言うこと。配達日指定は、この余裕をみすぎている予定日より後でないと指定できないが、ここで指定してしまうと、本当はもっと早く来るはずなのに、地元の宅配の配送センターで足止めされていることになる（配送状況を見るとまさにそう）。
　なので、日付の指定はあまりお勧めしない。が、そうした場合、発送メールなどは届かないので、こまめにサイトを見に行かなくてはならない。
　
　ちなみに発送は、2004年1月21日現在、西濃運送・名古屋東物流センターであった。また、平日の場合は、平均翌日、もしくは翌々日に発送になっているので、来る時期を三室しておいたほうがいいかもしれない。

・梱包
　ダンボールに、ぷちぷち（エアキャップ）の親玉のような樹脂の風船で隙間を埋めて届く。このダンボールは、けっこう丈夫で、そのあと本を保管したりするのにも使えたり。訂正。今日来たダンボールは、昔のやつに比べて弱くなっていた。しかし、それでも普通程度。配送に使われるには、十分な強度。
・在庫状況
　新本オンライン書店に比べると、やはり偏りがあるが、古本屋ではトップクラスの在庫量だ。また、絶版になった本なども手に入ったりするのが古本屋。探している本も、プレミア系のところに注文する前に、とりあえずだめもとで検索してみてはいかがか。