高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

オンラインブックストアbk1(http://www.bk1.co.jp/)

 日本でのオンライン書店の先駆者。書店のエディターがそれぞれコラムを書くなど、なかなかマニアックな本を薦めているのが特徴。また、SFなどが強く、著者が自らコメントを書いていたりする。プロバイダとの提携や、実店舗にbk1コーナーを置いてみたりと、実験的なことをする。

○自分的に良いところ
・コンビニで支払いが可能。
 普通の公共料金振込みと同じ仕組みで、手数料なしのコンビニ振込みが利用可能。というか自分はクレジットカードをもてない学生身分ゆえ、非常に助かる。また、ローソン、セブンイレブンファミリーマートなどはもちろん、サークルケイ、セーブオンなんていうローカルコンビニでも支払いができるのがうれしい。
・エディターが同類のにおいがする。
 つまり、本好きが本を売っている感じがするということ。セレクトショップなどはさらにその傾向が強いような。本屋をぶらぶら見て回るのが好きだったりする自分は、思わず手にとってしまいそうな感じ。
・なぜかガイナックスエヴァに強い
 これはなぜ強いのかいまいち謎だが、エヴァの、昔販売を見送られたものを販売してみたり、購入した人の中から抽選で特典がつく、など、エヴァガイナックス系の商品に強い。
・著者コメントや、読者のコメントの質が高い。
 著者コメントは、裏話的なことが書いてあることも。また、読者コメントは、厳選しているのか、質が高めである。ただ、最近はちょっと落ちてきた気もしなくも無いが。
ライトノベルとSFで、アソシエイトにあたる、ブリーダーブリーダーズプログラムが熱い。
 なぜかライトノベルとSF系の書評サイト、著者のサイトなどが、bk1を利用していることが多い。ブリーダープログラムに登録していなくても、bk1に向かって「購入はこちら」とリンクが張られていたりとか。ライトノベルやSF系の書評サイトでは、amazon.co.jpのアソシエイトに登録しているところは必ずといっていいほどbk1にリンクがある。が、逆に、bk1だけのところも。

○自分的に悪いところ
・検索機能が貧弱
 ISBN検索がうまくいかないことがあったり、また(「yyyy」または「yyyymm」または「yyyymmdd」の形式でご入力ください。)などと書かれたおところで、普通は理解できないと思う。学術検索ではないのだから、もうすこし自動判別したり、分かりやすく書いてほしい。また、重い。ソートが正常にできないと時がある。
・なぜか文字化けしやすい
 うちの環境ではなぜか文字化けして、そのたびにエンコードしなおさないといけないんですけど、なぜでしょう?

○比較項目
・納期
 在庫ありなら非常に早い。特に24時間以内に発送なら、自分は長野県だが、朝、登校前に注文して翌日に到着、などというとんでもない速さで来たことがあった。注文も、図書館流通センターがバックアップしているせいか、安定している。おそらくイレギュラーなときだと思うが、一度注文で頼んだのに、4日でとどいたことが。
・梱包
 変化しているので、今はどうなっているか分からないけれど、自分は、書籍用厚紙封筒(黄色いbk1ロゴ入り)、ダンボールで包んで平べったい樹脂のテープで梱包、ちょっと弱いダンボール(黄色いbk1ロゴ入り)に、とうもろこしのくずからできた、可燃ごみで処理できるものでできたふわふわの梱包材、というもの。
 どれも、丁寧につつんであるという印象。
・在庫状況
 ライトノベルに関して言えば、全体量は普通だが、朝日ソノラマがしっかりそろっている気がする。また、全体量のなかでも、24時間発送可能な商品が多いかも。また、通常は雑誌なのでオンライン書店では買えないのだが、SFJapanや活字倶楽部などもあったりして、こういう地元では買えない小説雑誌を定期的に買っていたりする。