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おはようございます。本日は、午前の学校が無い日でありまして……実は仮題が終了しているので午後からも16時20分までに学校に行けばよい、と言う日なのでありますが……だからといって、起床時間が遅くなったのは寝すぎとしかいいようが。やばげ。
というわけで朝は祖母を病院に送っていったりしていたらこんな時間に……って、帰ってきてすぐなんですけど、もうお迎え来てくれの電話が来ましたよ?
総合病院なので結構待たされると思ったのですが…。なんにしろ祖母にあまり負担がかからないので早いことはいいことなのですが、その、感想とか書きかけ……（汗
いつもこれぐらい早ければ、待っていられるんですけど……まぁ病院なので仕方が無いことではあるが。
小川一水『導きの星（4） 出会いの銀河』
『導きの星（4） 出会いの銀河』
著／ 表紙口絵イラスト／ 挿絵イラスト／
発行／角川春樹事務所 ハルキ文庫ヌーヴェルSFシリーズ
（ISBN:4758430799)（bookグループキーワード：導きの星）
大戦を越えたオセアノは、統合連合の元、初めて二足歩行したオセアノ人『歩き人チキ』と同じ名前を持つチキを代表者に、ついに宇宙へ行くまで発達していた。 それは、司が地球、統一国連の意思を離れて、高い技術をオセアノ人に提供したから……そして高度な技術を手にしたオセアノ人たちは……。
今回は、三巻で噴出した問題が、収束していきます。なんというか「これはいったい……」と思っていたことのかなりの部分が収束して行きます。そして……。
いや、さすがに最終巻でありまして、密度の高い物語。そして、今までの巻にくらべて、巻のなかで流れる時間が短いです。そして、じっくりと、人類と、そして人類が導いてきた生物達との大きな転機が描かれます。
なんというか……読んでいって、なんかクライマックスは、ぞくぞくしました。なんというか……あれが世界の行く末か。と。
そして、その後車を運転しながら、ふと思ったりします。「もしかしたら、この地球も導きの星が」とか。そこまでは考えすぎとしても……以下、ネタバレ含む、その1。
そして! やっぱり魅力的なキャラクター達です。登場し、司とともにオセアノを導いていく三人のアンドロイド・目的人格たち。『アルミティ』『バーニー』『コレクタ』たちですが……なんだかいい娘たちでありまして……それぞれ個性が強くって、だけどどこか統一した感じがあって……バーニーは生存担当の目的人格で、戦い、生存をつかさどります。好戦的であります。そしてコレクタは科学担当。冷静……冷淡ともいえる冷静さと正確さを追求します。そして、アルミティ。彼女は経済担当。経済をつかさどり、そして三人の目的人格をまとめるような存在であります。一見一番普通ですが、結構暴走するかも……。 読み始めた頃は普通だったんですけど……読んでいく上での彼女達の成長が。そしてそれぞれ……いいなぁ。と。
そして! 時を越えていく司たちの前に現れる、オセアノ人の、右耳の折れた女性……。彼女はどの時代でもキーになっていくのですが、その彼女達がまたいいかんじなのであります。ところどころで青春してます。
以下ネタバレ含む2
そしてイラスト。四巻の口絵にあるキャラクターファイルのチキがなんともわ〜〜〜かあ〜い〜。というかんじなのであります。そこら辺が本文のところどころにある描写や話とともに、なんとも不思議な感覚に。それがさいごに「ああ」となんとも不思議な感覚が。
そして……やっぱりこれを読んだ後に、空を見上げて、やっぱりちょっともしかしたら……という感覚にひたってみるのもいいかも。
評価は10中8.5 意外と読む人を選ぶかもしれません。このボリュームですから。ですが、おすすめです!
かなり著者氏があとがきで『導きの星のBGMは』といってましたが、自分ちょうどこの曲が入ったCDを聞きながら読んでました。読みながら「うわ〜あいすぎ」とか思ったり。
bk1はてな質問『読書人生に大きな影響を与えた一冊』
Hibi@bookさまで拝見したbk1はてなの質問 でありますが、非常に興味深いと言うか、こういうこと一度は聞いてみたいことであります。
というわけで、とりあえず人力検索エンジンはてなで質問したいことはあるけれど、なかなかできない自分。皆さん気合を入れた回答しているし、なんというか自分が一度聞いてみたいことを質問してくださっていたので、とりあえず乗っからせていただく。なんか本好きの本への愛が滲み出しているような回答ばかり。読んでいてあれこれ読みたくなる。
と、言いつつ……のっかりどころか……実は人力検索エンジンはてな関連でポイントを使うのはじめてかも（汗
読書人生に大きな影響を与えた一冊……これ、そのままbookグループの企画にならないでしょうか。思いっきりパクリですが（汗 さらに貴様まだ『秋の夜長に〜』にも参加できて無いから企画も何もあるかと言う話ですが（大汗
うお、揺れた、地震だ!
わ〜地震だ地震だ〜。と、いっても非常にローカルで小規模な地震でありますが。が、ちょうどコンピュータが使える状態でありましたので、即座に『高感度地震観測網』へアクセス。
すると、大体タイムラグ1分程度でもう情報が乗りました。すげえ。震度などのわかりやすく砕いた情報は無いけれど、マグニチュードと、ミリ秒単位の時間の情報を見ることができる。んだけれど、それにしてもすげえ早ええ。
ここらへん調べてみるといろいろわかるかも。キーワード『地震』を足がかりに。
しかし学術系のやつだが、『高感度地震観測網』『広域地震観測網』『強度地震観測網』『基盤地震観測網』『日本付近の地震観測情報（速報）』とかなりの数がある。それぞれデータを提供していて、最初の『XX網』となっているのは独立行政法人防災科学研究所というところがやっていて、日本付近の地震観測情報(速報）はいろいろな大学があつめて運営しているようだ。
しかしこういうのを見ると……すげえなぁ。まったく地震が無い日など無いほど地震が起きているのがわかる。 と、実はそれ以上わからないのだが（汗 自分なぞは、マグニチュードと言う単位は、某空想を科学する読本で概要を知ったくらいで、そういうことはさっぱりわからないのでありまして。これをきっとユーザ登録した専門家がみると、もっといろいろなことを読み取れるのだろう。
こういう研究してくださっている方々が要るから、ある程度火山活動に関しては予測ができるようになったんだろうなぁ、と思う。ありがたいことである。
