高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

携帯電話を変える……羽目になりまして。とにかくW62CA G'S Oneを入手

自分はウォータープルーフワンセグ内蔵と結構なヒット機種であったW52CAを愛用していたのであるが、壊れた。

ある日普通いつものように充電器に携帯電話を差し込んだら、なぜか携帯の電源が落ちる。なんだこりゃ、と思ってその状態で電源を入れると、auのカード読み込みまでいかずに電源が落ちてしまう。充電中の赤ランプはついているが、それも程なくして消えるという症状が出る。げげげ。なんじゃこりゃ。
充電器から外しても電源が入らないが、一度バッテリーを取り外してつけ直すと今度は電源が入り、しばらくはそのままおとなしく動いているが、満足に充電ができないせいもあるのか、少し使うと電源が落ちる。バッテリーの残り表示は一杯なのに「バッテリーがなくなったので電源落とすよ」という表示が出てしまうのである。
完璧壊れた。*1

ちくしょーこの野郎カシオてめぇ、ぼ、僕を裏切ったな、僕の信頼を裏切ったな僕の純粋な信頼の気持ちをもてあそびやがってちくしょーと泣きながら、まぁ保証期間内だしとほくそ笑みつつ(ぉ とりあえず保証書を引っ張り出してきて……とそこで気がつく。


バッテリーに張ってある水濡れ検知シールが若干にじんでいる。
さらに、一番多く開け閉めする、充電やUSB接続などに使う端子カバーのパッキンが無くなっている。
おまけに、パッキンのところの水濡れ感知シールが完璧ににじんでいる。


携帯電話はご存じの通り、水濡れは重過失扱いで保証がきかない。そりゃもう、ウォータープルーフであろうと無かろうと一緒であろう。げげげ。ご、ごめんなさいカシオさん……疑うなんて、僕どうにかしてた。
いや、だからといって、水に落としたつもりは一切無いし、ここのところ雨なんぞふってないんですが。

そのことに気がついたのは実は先週の火曜日。連休などという都合のよいものは自分にはなく、確かにあつい日であったというか……疲れているせいかなんか書き文字が注意しないと自分でも読めない、というぐらいてんぱってて、あついにしたってエアコンが効いている室内仕事なのに、妙に汗が出て出てしょうがなく、そういえば携帯を取り出したら携帯に盛大に汗が結露していて、拭いた覚えがある。まさか、携帯の中が結露したのか? いや、それしか考えられない。

というわけで

  • パッキンがとれてない
  • 妙に汗が出て汗で水没させたという心当たり有り

という状況証拠がそろった時点で、もはやこれまでと携帯を変える事にした。


と、言いつつまともな時間にきたくできずに、何とか会社の電気設備の工事で何とか休めた日曜日、携帯電話を買い換えたのである。
お値段は27300円。フルサポートコースだ。今の時点でシンプルコースにする理由などない。どう計算してもフルサポートコースよりシンプルコースがお得になるシーンなど、ほとんど無いことは明白だ。値段は価格comの底値などと比べると七千円とか高いが、まぁ田舎のauショップで真っ正面から乗り込んで買うんだからこんなもんだろう。
そして購入した機種は、W62CA G'z Oneである。実に一番最初に買った携帯である初代G'z One以来のG'z Oneである。初代G'z Oneは車の舵手ボードの上に起きっぱなしにして液晶を煮立たせ壊すまでは本当に丈夫で使いやすい携帯だったのと、どうやら自分はこれぐらい丈夫な携帯でないとだめっぽいと、手元にあったW62CAWX310KWILLCOM)をみておもったためである。ってか塗装とかはげすぎ。使い方荒すぎ。

また、奇しくもW52CAからW62CAと一年で機種を変えると言うことを初めてした。というわけで、auが儲けるためのメディアプレイヤー機能とかはついているにしても、あんまり変化ないだろうなーと思ったら、意外とよく使う細かい点が進化していてびっくりした。
以下羅列。

  • 薄い・高剛性
    • G'z One性能をつけたにも変わらず、W52CAより小型軽量化、特に薄くなっている。W52CAが厚すぎたってことはないのだけれど、やっぱりこの厚さのほうが手になじむ印象が。
    • その上、剛性があがっている≒強度が上がっているので、さわったときにがっちりしていてへにょにょっとした感覚がないのがいい。
  • EZ Webのブラウザのページ送りにスライドするようなエフェクトがついた
  • 文字変換の時、今までは下キーで順送りだったが、下キーを押すと候補の次の行にいくようになった。
    • 個人的にはまだちょっと慣れない
  • au Oneメールが組み込まれている
  • PCメール(つまりは普通のPOP)アプリが組み込まれている
    • IMAPはさすがに無理みたいだ
    • ただし月額有料サービスという使えなさはあるが……
  • 微妙にメニュー構成が変わっている
    • たぶんよく使う機能が全面にでてきているんだろなーと予測
  • 背面の画面が電子ペーパーで超ハイコントラストで見やすい
    • W21CAII,W52CAとメインディスプレイがひっくり返るものを使い続けてきたので、背面にディスプレイがあるのは久しぶりなのだが、やっぱりすごく便利かもしれず。
    • 暗い中でわざわざ背面ディスプレイの照明を入れなくても、パソコンのバックライトの光でも見えるし、炎天下でも容易に確認ができるすばらしさ。
  • カバー類が頑丈になっている
    • W52CAはカバー類が何となくへにょっとしているところがあった。それでも、本体に組み込まれると突っ張って一体化して強度を維持するようになっているようだったのだが、何となく頼りない感じがしていた。本当にこれで防水ができるの?と。といいつつ、パッキンがとれるほど荒い使い方をしなければ大丈夫だったわけだが。
    • W62CAではそれが、カバー自体も十分な強度を持っている感じが。強度を持つようにデザインと両立した形の補強がちゃんと入ってて、単体で抑えてもへにょっとたわむことがない。またバッテリーカバーも、前はそれぞれ押さえて押し込む必要があったが、今度のはG'z One特有のねじる固定具をかちっとやれば、それだけで収まるような高い剛性を持っている。これはすばらしい。
  • ワンセグアンテナが内蔵型に
    • 前のやつはフレキシブルアンテナがついていて、それをたてなければだめだったが、ワンセグアンテナが内蔵型に変わった。

たぶん、小型軽量化のキーはこの一年でワンチップ・コンパクト・省電力化が進んだワンセグ受信の回路の関係じゃないかと思うが、それにしてもとにかく小型で薄くなっているのに剛性があがって持った感じがっしりしているというのがすばらしい。

ちなみに買いに行ったauショップのねえさんに「これからはパッキンが外れていることに気がついたら、すぐに修理にきてくださいね。サポートにも入っていただいたので、おそらくお預かり修理になっちゃうと思いますが無料でお取り扱いできると思いますので」と言われてしまった。

まぁともかく……。

というわけで教訓。

  • ウォータープルーフ携帯は、パッキンが痛みやすいので充電などはできる限り専用台を使って、あまり開け閉めしないように
  • 汗をかいている時に胸ポケットに入れっぱなしにするのはだめ。できる限り出して使うこと。
  • 開け閉めするときは、ちゃんとパッキンがついているかどうか確認しよう。

ということでひとつ。などとぐだぐだ書いてみる。

*1:推測だが、たぶん過電流かショートか何かを検出する安全回路が働いている、という感じがする