高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

高速道路料金を無料化すべきと考える理由を説明してみる。

最近、高速道路料金を無料化すべき、と言う話が政治的に盛り上がっているそうだ。昔から「高速道路建設の費用が回収できた後は無料化する」という話*1を聞かされて育った人間からすると、ずいぶん時間がかかったなという気がするのだが、どうもそうではない人が多いらしい。

そこでいろいろと調べたり考えたりしたのだが、その結果自分は高速道路は無料化すべきと考えるようになった。以下にその理由をだらだらと思考垂れ流しで書いてみる。

なお、これを書くきっかけになったエントリーとはてなブックマークのコメントを示しておく。
お盆の高速道路大渋滞に期待するid:trivial
私はこれに対して

「休日だけでなく当たり前になってしまえば落ち着くと思うのだが。無料化まで同列批判とは道路交通網を常に意識しなくても生きていける人はいいなと思いました。木の実を取るだけなら根を意識する必要はないもんね」

というブックマークコメントをつけた。(後で変えるかもしれなかったので念のため魚拓をとってある)

そうしたところid:Thsc氏から

「無料も1000円も同罪。公共交通は壊滅、物流インフラたる高速道を頭の弱い自家用車厨が詰まらせる。時限より恒久がましではある。恒久なら交通体系再編が来ざるを得ない。時限なら放り出して惨状」

というコメントをいただいた。

これをきっかけにして、なぜ高速道路を無料化すべきと考え、それが休日最高千円の割引制度と異なると考えるかについて、書いてみます。

id:trivial氏のエントリーへつけたブックマークコメントを説明する

まずは、ブックマークコメントをどうしてあのようにしたか、と言うことを説明してから、本題に入る。

先にあげたid:trivial氏のエントリーは明らかに皮肉ったものであったので、こちらも同じく皮肉った口調になっていることをまず前提として。

私はid:trivial氏のエントリーを以下のように読んだ。

  1. 土日の高速道路料金割引は各方面に影響を与えている。
  2. 高速道路本体にも渋滞が発生するなど悪影響が出ており、トラックの運送、高速バスなどに影響が出ている
  3. この施策は非難されるべきだ。
  4. この施策をした自民党は非難すべきなのに、非難すべき民主党はこれを放置するばかりか高速道路料金を原則無料化しようとしておりこれでは悪化するだけだ。
  5. ならばいっそ大渋滞を引き起こして思い知らさせてやればよいのではないか。(と言う皮肉)

これはあくまでも自分が「こう読んだ」という思考の説明だけであって、元記事を要約したものではないので注意してほしい。つまり自分が誤読してる可能性もあるので、元記事に書かれていることは元記事を読んでいただきたい。

さて、自分は1,2,3には同意である。ただ、4については同意できない。(5については皮肉であると思われるので同意も何もないと思う)

自分はこの理論を読んで、猛烈に違和感を感じた。

  • 休日高速道路料金の割引と、高速道路無料化論を何故同列に扱うのか
  • 「目先の利便性を求めるばかりではいけない」と言う教訓がなぜ高速道路無料化に適用される?

そこでそれをコメントに載せた。

「休日だけでなく当たり前になってしまえば落ち着くと思うのだが。無料化まで同列批判とは道路交通網を常に意識しなくても生きていける人はいいなと思いました。木の実を取るだけなら根を意識する必要はないもんね」

つまり

  • 完全無料化になれば、その期間に合わせる必要がなくなるので、無料化を同列批判するのはおかしい。
  • メリットを享受しているだけならば、その根っこにある部分を意識しないでする必要はないのだろう
  • 道路交通網を常に意識し、電車等他の選択肢がない人間からすればうらやましい

と言うことである。

なお、
このコメントに対してid:Thsc氏から

「無料も1000円も同罪。公共交通は壊滅、物流インフラたる高速道を頭の弱い自家用車厨が詰まらせる。時限より恒久がましではある。恒久なら交通体系再編が来ざるを得ない。時限なら放り出して惨状」

と言うコメントを頂いた。

そこで、このエントリーを書いている訳である。

休日1000円をまとめて考えてみる

まず、休日1000円を整理しよう。

よい影響

  • 一般の自動車が安い値段で高速道路を利用できるようになった。(トラックなどは対象外)
  • 消費が刺激され、観光などに出かける人が増えた。

悪影響

  • 渋滞が増大。
    • その影響でトラック物流や高速バスに影響が出た
  • 自動車移動を促進してしまい、環境問題に逆行
  • 自動車移動のコストが下がった事による、既存の鉄道、フェリー等への影響
  • 高速道路の有無、距離による明暗が強い。

と言ったところが多くいわれるところだろうか。

まずよい影響だが、まず安くなったと言うことが第一だろう。自分の上司は遠隔地から単身赴任しているが、前より何回も帰れるようになったと喜んでいたとかは、素直によかったと思うし、そういった恩恵をストレートに受けた人は多いのではないか。
とは言え、全くインドア派で仕事以外で高速にのってどこかに行くということをしないものぐさな自分にはほとんど恩恵に預かることはできず、被害ばかり*2なのだが、必要に迫られて高速道路を利用する人にとっては固定費の削減になるのだろうし、それ自体はよい事だろうと思う。*3

次に消費が刺激され、観光に出かける人が増えた、と言われること。これはそれなりに効果があったと言う事を大本営が発表している。ただ、個人的にはこれは微妙かと思う。自分の近くのところでは、今年大きなお祭りがあったのだが、それをまとめたところによると、確かに人はたくさん来たけど、おみやげ屋さんとかはその割りにあんまり儲からなかったらしい。土日の内に帰らないと高速料金が安くならないからなどというどうしようもない理由で、宿泊日数が減ったと言う話もある。
まぁだからといって全く人が来なかったらさらに効果がなかったわけで、その点では減少率を最小限に抑えることができたと言えるだろう。

次に悪影響について考えてみる。

渋滞が増大した。これは間違いない。当たり前である。それまで道路公団・高速道路会社が取ってきた、空いている時間に車を誘導するための施策を無視して、たくさん車が通る時の値段を上げようなどという策をするからこうなるのは当然だ。その影響で休日はトラック物流には影響が出たみたいだし、高速バスは休日は正常運行ができなくなっているだろう。
高速道路が自動車移動を促進してしまったことも関係しているだろう。自動車はできるだけやめて、公共交通機関に乗るように、という運動が主に環境問題をタネにしてよく言われているが、それと逆行する方向だ。
そして自動車移動のコストが下がった事…つまり自動車交通の競争力が増加したために、既存の鉄道やフェリー等が利益を上げられなくなっているという話だ。
後は高速道路の有無、距離によるお得感の違いからだろうか、前はほどほどに分散していたのが集中しやすくなって、明暗がくっきり出てしまった事があるだろう。これは結構深刻なのだがあまり報道されない。

高速道路原則無料のどこを重視すると考えるか

まず自分が言う高速道路無料化は

  • すべての自動車が原則的に高速道路を無料で利用できるようになる。(一般自動車も、大型自動車も)
  • ただし恒常的な渋滞がある首都高・都市高速はのぞく

と言う事である。*4おそらくid:trivial氏も民主党の名前を出しているので、これを念頭に置いているものと考える。

高速道路を無料化するとどうなるか。

一般道路と、高速道路を今ほど区別する必要が無くなる。そして、高速道路は長距離を走るためのものではなくなるのである。

今短距離の物流には高速道路は用いられないことが多い。たとえば隣の市に行く、隣の町に行くのに、高速道路料金を払って行うとコストが大きすぎるし、乗り込むには高速道路に乗り降りするための入り口が限られていることもあって気軽に使えない。
そのため目的地まで一直線に行くだけでも、専用の歩車分離が完全になされた専用道路である高速道路があるのに、人も何もごちゃまぜで歩いている一般道を通って行く人がほとんどだろう*5
さらに言えば、今の地方の道路では、国道等一般の幹線道のバイパスとして高速道路を使うことができないので、ほぼ併走するだけの一般道のバイパスへの投資が行われていたりする。*6

無料化すると、それが是正される。つまり、地域内の道路計画の中により積極的に呼び出すことができるようになる。

たとえば隣の町、隣の市に行く自動車は、すでにある整備された道路を日常的に利用できるようになる。すると、自動車専用道路であるので、既存の一般国道からは、通過するだけの車を減らすことができるようになる。それだけで負荷の分散になるだろう。より設備の整った方を利用してもらうことで、既存の道路の騒音や安全性なども強化される。
また無料化すれば、インターチェンジの設置コスト・維持コストは大幅に減るだろう。そのため今よりも高速道路にアクセスする場所は増やすことができる。すると、今よりもずっと短距離で使いやすくなるはずだ。
そして、そうすることによって本当に需要のある高速道路は今よりも混雑してくるはず。そうすれば、今まで高速道路に役割を委譲し、一般道のバイパスに使われるはずだった予算をこちらに持ってきて、高速道路に集中的に強化するという選択肢が現実的に可能になる。*7

自分はこれを最大のメリットだと考えている。

そのほかにもちろん高速道路無料化のメリットはあるが、自分はこれだけでもすぐに実施すべきだと思っている。これだけで地方の都市計画は全く変わってくるだろう。これを、新たに道を作れと言うのではなく、ましてや新交通システムを整備しろなどという非現実的な机上論を言うのではなく、既存のインフラの持つポテンシャルを解放するだけでできるのならば、すべきだと思う。

休日最高千円と、無料化の違い

あげたメリットだけで、高速道路最高千円の政策と、高速道路無料化論は全く違うとする考え方が分かっていただけているとは思うが、一つ一つどうして休日千円と、無料化が違うもであるか考えるかという事を説明する。

高速道路料金最高千円よい影響としてあげた

  • 消費が刺激され、観光などに出かける人が増えた。

これは起こらなくなるだろう。初めのうちは増えるかも知れないが、日常になってしまえばほとんど関係ない。特別だと思うから皆集中するのである。バーゲンはたまにあるからいいのであって、毎日バーゲン価格では結局需要は同じになるだろう。

しかし、悪影響としてあげたうち

  • 渋滞が増大。
    • その影響でトラック物流や高速バスに影響が出た

これについては回避が可能であると考える。
まず、既存の高速道路料金最高千円は、あれは道路政策ではなく「景気対策」であった。その点で土日祝日に限ったというのは飢餓感を煽るというか「当たり前にしてしまわない」と言う点では有効だったのかも知れないが、土日祝日にしたというのは、そのほかに分散するはずだった需要をそこに集めてしまったという点で、自分も含め、アレを交通政策として評価する人はほとんどいないと思う。
道路公団や高速道路会社では、深夜早朝割り引き、通勤時間帯割引など、混雑しない時間帯を中心に割引をしてるのだが、それらは交通量を調節する役割も期待していると思う。それに対し、高速道路土日祝日最高千円は、それに逆行している。

しかし、これが常に無料になり、一般道の延長線上で高速道路が運用されるようになるとどうなるか。状況は全く異なると思う。

ポイントは、渋滞は誰もが嫌いであると言うことがある。
渋滞を目的に、わざわざ渋滞に入りに行き、渋滞を酷くする行動を取ろうとする人は誰もいない。渋滞があっても同じ行動をとり続けるものばかりであると仮定するのはおかしい。ただ、そうしなければならない人がたくさんいるから、そうなってしまうだけであって。

今は、高速道路と一般道路のアクセスするポイントは、非常に限られているが、無料化して一般道路の延長線上で高速道路が運用されるようになると今よりもたくさん、一般道に逃げられるようになる。そうすればみな一般道に逃げるようになり稼働率があがり分散されるから、今のように高速道路上に閉じこめてしまっている状態よりはよほどよいのではないか。*8
もちろん、それでも自動車の絶対量は増える可能性がある。故に、現在でもそう言う人は多いだろうが「渋滞が起きるから、車はやめよう」と言った事にもなるだろう。電車や航空機といった別の交通手段に振り替えていくはずだ。
そのあたりはそれぞれが確実な行動を取ることによって、分散されていくだろう。はじめの内は混乱もあるかも知れないが、それもすぐに今よりよい形で収まるところに収まっていくだろう。この点も、うまくバランスが取れるように社会が形を変えるまで続くことはない、混乱期だけで終わってしまうような休日最大千円の割引制度とは異なる点だ。

つまり一過性の「車でお出かけしよう」という行動を煽っている不況対策の政策と、長期的な視点で交通網を見ていく高速道路無料化は目的と手段も異なるのだ。


そのほかの、

  • 自動車移動を促進してしまい、環境問題に逆行

これについては、既存の自動車交通をさらに促進することで、経済の流れをよくしてやろうという視点で話をしているのだから、増える可能性は高い。自動車交通の競争力を高めることになるのだから。しかし個人的には、自動車を不便にしてやることで、環境問題を無くそうなどと言うのは、自動車交通でしかすることのできない人を考慮していないと思うし、地方の、自動車がなければ成り立たない一般の人の足や、都市部の地方からの自動車による物流に支えられている部分について自覚が足りないと思う。それらは不便にしたところで、無くすことはできないのだから、それらの人々に社会の負担を押しつけているだけの事だ。

ゴミの収集を行っている人に「お前はゴミを扱っているくさい奴だ」と言ったところで、その仕事を欲しているのは社会である。それと同じく、なくすことができない部分に対してそれを一方的に悪者のように扱い、負担を押しつけようとするなどは、自分はとても賛成できない。

また、既存のリソースを活用することで、新たに何かを作らず(たとえば、新交通システムを作ることで同じ効果を得ようとするのではなく)可能であるならば、その点でも環境問題に配慮されていると言えると思う。

最後に。これは賛否両論あるだろうが

  • 自動車移動のコストが下がった事による、既存の鉄道、フェリー等への影響

についてである。

これについては、先ほど述べたとおり、一過性の「車でお出かけしよう」という行動を煽っている不況対策の政策であるから、急速に出過ぎているので、無料化し当たり前になれば今より落ち着くだろうと思う。しかし、経営環境が悪化することは間違いない。何しろ、ライバルが大幅に値下げをしてきたのだ。

しかしここであえて言いたい。完全に同じ機能を提供している二つの手段のうち、片方がつぶれるならば、もう、役目を終えたのではと。特に言いたいのはカーフェリーだ。
昔、まだ川に橋が架からなかった時代には、渡し船というものがあり、人々を川の対岸まで送り届ける手段があったという。大型の車を乗せられるものもあった。しかし、そこに橋ができると、その船を利用しなくても反対側まで行けるようになったので、役目を終えて消えていった。カーフェリーはまさにそうではないのだろうか。
他に便利な手段があるのに、カーフェリーを残しておけ、というのは、二重に手段を残しておく事になる。立派な橋を造ったが、隣にあるそれよりも不便な交通手段を保護するために、橋は有料化してカーフェリーの採算が合うレベルまでの高い値段で据え置きます、なんてことを合理的だと評価することは、私にはできない。弱小商店の隣に大手コンビニができたからといって、弱小商店保護のためにコンビニの値段を上げておけというようなもので、フェリーで十分ならば橋など造らなければよかったのだし、橋が必要ならばカーフェリーには何か橋と戦う術を身につけてもらうしかない。

もちろん、完全に同じ機能を提供できず、なおかつ社会的に残しておかなければならない場合…たとえば、橋がわたっていない場所へ連絡するための航路もあり、そちらを維持しなければならない場合などは、は話が別だ出あることは言うまでもない。
ただ、この場合でも、競合品の能力をそぐなどと言う間接的な方法はとるべきではないと思う。ねらったところ意外に不要な影響を与えてしまうからだ。よって、別枠で直接的に保護すべきだ。たとえば補助金を出すとか、それそのものの経営を支援するわけである。これは地方のバス路線や、鉄道路線などですでに行われていることだ。特別な事ではない。


鉄道についても同じ事が言える。ただ、鉄道については鉄道のメリットが非常に大きいので、ライバルが強くなる分、考えなければならなくなるだろうが、それほど重大なダメージを負うことはないのではと考えている。というか、その程度でつぶれるようなものではないだろう。一過性の「車でお出かけしよう」という高度を煽っている不況対策の政策であるから、急速に出過ぎているので、無料化し当たり前になれば今より落ち着くだろうと思う。
なにしろ今の時点で、高速バスという強力なライバルがいるのにも関わらず、それよりも鉄道を選ぶ人が多いのだから。重視しているメリットというか客層が違う。
安いことを重視する客は、今でも無料化に便利になった自動車交通を利用するようになるだろうし、時間正確に早く確実に届く人は鉄道を利用することだろう。


その点で

  • 高速道路の有無、距離による明暗が強い。

についても、同じであろう。ただ、立地の問題については、そうなってしまっているとしか言えない。この点で自分は、地方への交通網の整備を支持する立場で、できる限り機会が均等になるよう、合理的な範囲で交通網を整備すべきだということ以外に、考えを持たない。
これになると都市部と地方の対立や、インフラはいるんだ、いらないんだのようななんの意味もない実のない話になるのであるが、少なくとも、無料化され、地域の交通網に結びついていくような形が取れれば、何か違う道も開けるのではないか。たといえば準高速道路のような、コストを抑えた高速道路といった事はできないだろうか。

ただ、こちらについては無料化し当たり前になれば、つまり今の「休日最高千円」のように、長距離になればなるほどお得になると言う、都市部から離れた地方経済を救済することを主眼においた制度でなければ、都市に近い観光地で客がこなくなり、遠い方が盛況などというゆがんだ需要は是正されるだろう。

まとめ

簡単にまとめてみる。

  • 休日最高千円は、交通政策としてはよい政策ではない。
  • 高速道路無料化は、高速道路の位置づけが変わる点が最大のメリットであると考える。
  • 休日最高千円と、高速道路無料化は、経済政策と交通政策という点で目的が異なる。故に最高千円と高速道路無料化を同列に扱うのは間違いではないか。故に前者の政策の欠点を根拠に、後者を批判することは見当違い。

という感じである。

なお、ここであえて取り上げていないのは「利用しない人間まで負担しなければならないのは不公平である」「受益者負担の原則はどこ言った」と言った話である。ここは税制論になっていくるのであまり深入りすると泥沼なのだが、個人的には全体で負担すべき事柄を扱うのが国家・政府・行政であると思う。なのでこの論から先、費用対効果の話になるだろう。そうなるともう自分がどうこうできるレベルではないし、この手の費用対効果の話で仮定して話をしても意味がないので何とも言えない。

*1:これは後に正しくないとわかるのだが。今はプール式ということになっている

*2:とは言え仕事で休日千円渋滞にはまった上に周りが家族ずればかりな雰囲気が漂ってるきがして(被害妄想である)なんかすごく酷い目というか負けた気分になってみたり、やたらと車で来た観光客が多くて細い裏路地が大渋滞してたり(お前ら雰囲気を楽しむなら歩けよ)というう些細なことですが。

*3:とはいえ国が想定したパターンで生きている人間だけだが。利用したいが休みが土日祝日じゃないとか想定外の人間にとっては、同じ高速道路の利用者なのにあんまり関係がないのだが

*4:大筋で民主党の話と同一だが、自分は民主党支持者ではない

*5:長距離トラックの中にも、高速道路料金を節約するために一般道を走るなどというものがたくさんいる。それはら一般道を高速道路並のスピードで駆け抜けていく。これは非常に危ない。

*6:自分は話しだけしか聞いたことがないのだが、高速道路では1区間の間に数台しか合わないぐらい車が通っていないのに、ずっと併走している道路には車がほぼ同じスピードで通っていると言うアレな状況も世の中にはあるらしい

*7:と言いつつ、多くの地方の高速道路は容量に余裕がある…というか有り体に言って既存では過剰設備になっているところが多いので、設備を増強する必要がある必要が出てくるところはほとんどないだろう、と言う話もあるのだが

*8:微妙に別の話になるのだが、高度ITSが普及してくれば、より道路の利用効率を上げることができるので、柔軟性をあげ相互移動がより簡単になった高速道路は高度ITSがさらとも相性がいいと思う