高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

誰か今のライトノベル界をどうにかしてくれ。 とか雑感

 ついにトンボさんの意見が出てきてまったくもって同意として、議論に直接関係がないが、一応職場で携帯で追ってて思ったこと。

 べつに議論自体は正直どーでもいい。自分はべつに好きな本を読んでいるだけだなわけだし、固有名詞を変えるだけでなんにでも当てはまりそうな典型的な批判文なので……火のないところには煙は立たず、なにかの予兆を敏感な人が感じているのかもしれませんが。


 で、本題。不思議に思うのは、なんでこうも自虐的なんだろ? と思うことであります。
 なんつーか、不思議なのは「ライトノベルでよい作品を書き、ヒットすること」よりも「ライトノベルから出立し、外で書いている作品が評価されること」のほうがすごい、とみなすのはなんでだろう。と。
 なんか自虐的で、自ら読だり、中には書いたりしている人もいるかもしれないが、そういうことをしている人が、「所詮これは低俗な娯楽であって、本来は高度な文学を目指さなければならない」とか考えている、みたいな。


 なんかライトノベルは他のジャンルに比べてそういう考えが多いよなぁ。と。
 根拠薄く批判し、長く繰り返されてきたような問題点を叫ぶ人はそれなりにいるのは大抵の世でも一定量いて、ライトノベルだろうとなんだろうと一緒だ*1。だけど、なんかこの自虐的な考え方はたいへん多い気がする。
 どっかの何かで「ライトノベルの中でほめ言葉として「ライトノベル的ではない」が使われるとおしまいだ」というのを読んだことがある。今、それを思い浮かべる。それって「駄目なのがライトノベル。よいのはライトノベルではない」ってな考え方とどこが違うのかと……。まぁ、逆は逆で問題だけど。




 最後に、触れないつもりだったが、やっぱりちょっとだけ書くと。新陳代謝が激しいライトノベルにおいては、常に変化が求められるから、危機感というのは常にもっておくべきかもしれないと思ったりはする。だけど、個人的には心配はないというか、問題は存在しないのではないかと思う。
 そして、ライトノベルより、より業界的に問題がやっぱりあったりして、コピー的な作品が多いというか高度にパターン化される傾向があり、そして、娯楽の一部を煮詰めて抽出したような某ジャンルをたいへん読む自分というか別人格は何と言ったら言いのでしょうか?


 などと、なんとなくうだうだ考える未明。つうか、寝たほうがいいな。いいかげん。あと一週間とはいえ。かんがえがガタガタ。

 まぁ、ともかく。つーか、アタリショック的なことは、たしかにありえるかもしれないので、そういう面では……。

*1:べつにそれが悪いと言っているわけではない