高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

お風呂で読書。

 まよねえずごはんさまが湯舟に浸かりながら本を読むということというエントリーをかかれております。

 そういえば、ジュブナイルポルノ作家、およびゲーム脚本家である青橋由高さまも、ご自身のブログでよく「お風呂で本を読みながら半身浴」といった話をなさっております。

 というわけで、それをきっかけにして風呂で読書、について書いてみる。

 自分も最近は風呂につかりながら本を読むようになりました。一番最初はちいさいころロードス島戦記を風呂にもってはいったら、あまりの湿気に、カバーがふやけてやぶれてきた、と言うことがあって、それいらいやっていなかったのですが、最近、家が変わってから、風呂に換気扇がつき、さらにいままでの直焚きの風呂から、近代意的な(ぉ 湯沸しと入るところが別になった風呂になったので、湯気が減って排出も可能になり、それで読むようになったのであります。

 というか最近忙しいときの読書で一番時間を使うのは、風呂になりつつあったり。半身浴をしつつだったりします。時間を圧縮して使うようになったと言うか。どこでも本を読むようになったというか。

 専門の見るからに使えなさそうなブックスタンド*1もあるようですが、個人的には

  • 風呂のふた
  • ビニール風呂敷
  • タオル
  • 台所用ペーパータオル
  • 100円ショップで売ってたプラスティック洗面器

 などで装備してやっています。読むのは基本的に文庫だからブックスタンドなどは使いません。なので必須なもうひとつのものは、片手で新書ぐらいは本を開けて、めくれること、というぐらいでしょうか。よって、この方法は雑誌などでは使いにくいかもしれません。そういう時は、市販の普通の(風呂用、などと銘打っているものでなくてもよいので)ブックスタンドを用意すればいいかもしれません。

 やりかたは簡単。ふたは半分開いて台替わりにすると同時に湯気の立ち上がりを防ぎます。そして、開いた部分の湯の上に、ビニール風呂敷を広げて浮かべます。一枚ぐらい、べつにみっちりつけなくても、これでだいぶちがいます。さらに、落としたときも、ちょっとだけ、救いになる……かも。落ちるときにうまくいくと、くるっと本を包んでくれるので多少は……。(超きやすめ)

 後は、タオルは必須かも。ハンドタオルを数枚用意。ペーパータオルはプラスティックの洗面器に入れて、これを簡易的にビニール風呂敷を広げておいておいて、その中に入れておかないとすぐしけって使い物にならなくなりますが、緊急時には本の紙よりも吸水性のたかいものがないとリカバリが難しいです。

 実施するときのポイントは、

  • 落とす落とさないより、湯気の対策が重要。換気、ふた、ビニール等で湯の表面を覆うなど対策を
  • 片手で持ちながら読む能力があると大変楽。
  • 読む本の選択は、軽くて小さいものが良い。個人的にはA5サイズ(DVDトールケース)程度が限界かと。重い雑誌はやめましょう。希少な本も。
  • 読む前に、折込広告、しおり、帯などは確実に取り除いておきましょう。結構おとします。逆に、光沢カラーのカバーはそれなりに本本体を保護してくれますので、つけておいたほうが良いです。
  • 経験上、水がかかったときのリカバリーにはタオルは役に立ちません。高い吸水性のものを用意しておいたほうがよい。
  • 水がかかったときは、服のではなくしみこませるような感覚で。そうしないとページが敗れてどうしようもないことに……。
  • 湿気には、カラーの口絵なんかが一番弱いので、注意。装丁が悪い本(初期の電撃文庫とか)は取れてきたり……。


 などとぐだぐだ書いてみると。もっというと、長時間風呂に入り続けて家族に文句を言われたりするのは注意しましょう。2時間半とか入っていると……(以下略

*1:どれとは言わないが、検索で一番最初にでてくるやつ。あきらかに風呂で長時間本を読んだことがある人がつくるものではないかと……。あんなちっぽけな透明な樹脂版ひとつで、風呂の中から立ち上る湯気をどうよけようというのだろうか?