高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

ゴールデンウイークのおもちゃ、Shade 8.5 Basic

 ゴールデンウイークに入るにあたって、去る28日、仕事帰りに書店経由の帰宅経路にある電気屋さんにいって、ゴールデンウイーク中に遊ぶべく、おもちゃを買ってくる。

 Shade 8.5 basic for Windows ガイドブックバンドルShade 8.5 Basic ガイドブックハンドル版である(ASIN:B000EJ9S1Y)。お値段9400円也。アマゾンだと8560円。……いや、電気屋さんで携帯amazonで確認して値段が高いことはわかってたんだけど、とりあえずやりたいし、ゴールデンウイークで配送がどうなっているかわからんし、などと頭の中でもう一人の自分を説き伏せ……ほら、ポイントもあるじゃない、などと……そして買いました。

 Shadeとは何か、というと三次元画像作成ソフトウエア、3DCG作成ソフトウエアであります。日本製。最近はなんか教材ソフトばかり出しているような印象のあるソフトウエアベンダーであるイーフロンティアが作成し、かなり歴史の長いソフトウエアだそうであります。現行のバージョンは8シリーズ。
 スタンダードがやっぱり普通で、そこから機能を削ったのが自分がかったグレードのbasic版であります。削られている機能として、とりあえず購入検討段階で致命的なのが、プラグインサポートが無いことと、レンダリング(データがから画を作ること)ができる画像の解像度が制限されていること、IGESのサポートが無いことだったり……。しかし、値段に25000円ぐらい差があることを思えば、まぁ仕方が無いのかと思わざるをえないところと、実際に使いこなせてからでも遅くは無いと思える昨日だったのでそこらへんは妥協して、basicグレードであります。
 さらに、これにはプロフェッショナル版というグレードもある模様。これは、一部の非常にプロフェッショナル用途で使われるファイル形式がサポートされていたり、別売のプラグイン等がセットになったもの、と言う感じであります。つうかこれは10万する。プロもしくは金持ちで、それだけの機能を使いこなせる人じゃないと無理ですな。

 Shade 8 ガイドブックそして付属しているガイドブックはずばり市販書のShide8ガイドブック(著/Shaidewiters ISBN:486100344X)そのまんま。某わかる系みたいに装丁がしょぼくなっていたりはしません。奥付にはちゃんと何版か、といったものが出ている。


 購入後、早速中身を空けてみる。付属は、CD-ROMと、シリアル番号とキーコード兼ユーザー登録ハガキ、使用規約、自社ソフトおよび提携先との広告等の定番のほかには

Shide 8 Beginner's Tutolial
基本的な機能を追いながら、まず開いてみる本的なもの。スタンダード以上はこれがついていないらしいが、同じものがPDFのマニュアルにある。印刷マニュアルはこれだけだが、けっこうわかりやすく出来ている。
Shide8.5新機能ガイド
上記のビギナーズチュートリアルの補足的な冊子。 というか発行がBNNになっていて、Shide8ガイドブックと似たようなレイアウトになっていて非常にわかりやすい。と、言ってもBasicでは付属していない機能のことまで何の但し書きも無く紹介しているのはどうかと……ともかく。
Shide 8 Quick Reference
クイックリファレンスというより、アンチョコですな。ショートカットキーや、なんぞその中で使う機能等の一覧表。なかなか便利っぽい。覚えるまでは必須。……と、言いつつ、Windows機しか持っていないのでWindows版を買ったのだけれど、なぜかMac版のショートカットキーまで出ていて、そこがちょっと残念だなーとか思う。レイアウトを工夫してWindowsMacそれぞれに特化すれば新書ぐらいの大きさになっただろうに……というのは小さなことでしかないわけですが
ちなみにスタンダード以上には全体機能のマニュアルが印刷マニュアルでつくらしい。


 とりあえずこれでなにがやりたいかというと、まぁ遊ぶために買ったわけですが……というか、正直、いろいろ自分がやっているサイトには華がないのであります。それはどうしてかというと間違いなく自分の絵心文才のなさによるものでありますが*1、一応現在三次元モデル作成を主な業務にしている自分としては、こっちのほうがなじむんじゃないかなーと思ったんでありますよ。


 というわけで、現在起動して、とりあえずはチュートリアルをやりつつ……。
 まだ途中だけれど、とりあえずの感想としては、XYの感覚がわかりにくいだろうと言われるインターフェイスは、図面をちょっとかじったことがある人ならばあんまりというか一切違和感なくいけます。というか、むしろこのインターフェイスは3次元CADにほしい。それぞれ三面図を描いて、あとはそれを伸ばして明けてなどすればよいのだから、たぶん3次元よくわからんなどといいながら二次元CADをまるで神のごとく使いこなす*2おじさんたちに良いインターフェイスであると思うのだが。

 とりあえず、CADでよくある概念の、「押し出し」「回転」だけをちょっとやってみたりとか。


 画像は、とりあえずやってみた物体X。作成時間は30分程度であります。 さー、いろいろやってみよう。

*1:他にもあるだろ、という突っ込みは、口実を作っている人間として却下します(ぉ

*2:見ていると早すぎて何をしているのかわからん。気がつくと絵が出来ているというレベルの神。 自分的には二次元のCADでなぜあそこまで複雑な製品の設計ができるのかがわからん。