高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

bk1の検索が変だ、出てこない。そんな時は。

 新刊なんかで、bk1が変。ということがある。もう新刊が出ているはずなのに、出版社名や著者名、レーベル名などで検索するとちっとも検索にあがってこない、なんてことがある。
 が、これ、具体的に新刊のタイトルで検索すると、出てくる場合がある。また、出版社名、著者名、レーベル名などのキーワードで検索した場合、それに合致した検索結果で、「発行年月日順」にすると一番最後に出てくる。なんだこれ。なんでこうなるのか、と思いつつ、これを覚えておくとおかないとではbk1での購入できる時期が大体24時間、場合によるとそれ以上違うので、覚えておくと便利だが、いまいちなぞである。

 で、こういう本は、太洋社bookwebをはじめとする、取次ぎからの新刊情報に基づいていると思われる新刊情報のデータが掲載されるころにまとめてデータが登録されているようで、検索すると一番最後に来月の新刊がすでに登録されていたりする。仮名で出てその後正式名称が発表されることの多い某ジャンルは仮名で登録されていて、場合によっては仮名のまま注文できることもあったりする。何じゃこりゃとか思う。
 しかし、こういう本があると思えば、同時発売の本がすでに購入できるのに、データが登録されていなくて買えない、なんてことがある。こういう本って、大抵事前に太洋社などの新刊情報に出てなくて、だけど発売される本(これも某ジャンルに多い)なんかで多い。うーむ。なんじゃこりゃ。と。


 以上から、自分が勝手に思っているのだが、というわけで以下は想像だがたぶんbk1は取次が出す新刊速報みたいなもので一番初めにデータを登録しているのではないだろうか。で、それを「身入荷」とか「未発売」とかのフラグを立てて(印をつけて)区別しているのではと。
 そして、それによって新刊が発売されると詳細を登録し、フラグを消して、検索で上がってくるような状態にする処理をするまで出てこないというようになっている。だけれど、一応メールのサービスとかあるので新刊を速めにデータに登録してあると。
 これで「特定の一冊を求めて検索すると出てくるが、レーベルなどたくさん出てくる検索では出てこない」ということを簡易的に実現しているのではないか、と、思う。

 で、新刊が入荷したときの処理は、入荷するときに受け入れ・発送の現場で端末で入力することで実現しているが、そのとき、システムにない本があると、現場ではデータベースを直接それ以上触れなくて(たとえば、その処理を簡単にし、熟練を必要としないことで人件費を安く抑えている、とか)まとめて専門の担当者が入力すると。そこに、タイムラグが生まれるのではないか。

 また、入荷されたことで購入可能にするのはリアルタイムでデータベースに反映しているが、検索で一番最後にするフラグを消す処理と、事前のデータがなく入荷した本のデータ追加は、どこかのタイミング(たとえば利用者が少ない時間とか)で一括して処理を行うとかで、タイミングにずれがあるんじゃなかろうか。

 で、新システムになってからこういうことになっていることは、前は多分図書館流通センターのデータをそのまんま使っていてリアルタイムに反映していたが、今は何らかのことでそれに簡単にデータの更新が難しくなるなりなんなりしていて反映に時間がかかっているのではないだろうか。
 ここら辺の考えの根拠は、最近、図書館流通センターのデータにはおそらく入っていないデータで今まで扱いのなかった出版社の本が最近bk1で購入が出来るようになっていることなんかがあったりする。いや、前から一部の雑誌、活字倶楽部とかそのあたりがbk1で打っていたりするのにも現れていると言えばそうなのだが、なんか最近は一括で登録しているっぽい感じがある。出版社単位で扱いがなかった出版社の本が、最近検索できるようになっていたりするのだ。なんでデータベース自体いろいろあるんじゃないだろうか。とか。

 全部想像なんですがそんな感じじゃないかなーと。ただ、それだけじゃ登録の大幅な遅延とかたまにある気がすることについての説明がつかないので(これけっこーある)あれなんですが。

 というわけで、bk1で検索するときは。

  • 本をより限定するキーワード(書名がわかっているときはその名など)で検索する。
  • 大きなくくりで検索するときは検索結果の最後のほうのページを見る。アドレスをいじれば(http://www.bk1.co.jp/search/search.asp?Page=1のPage=1を変える) 簡単に最後のページに行けます。
  • それでもないときは発売日後まで待ってみる。

 なーんて感じかなぁとか。それでもないとき? さぁ、わかりません(ぉ というかそういうことが結構あるんだよなぁ……。