ドメインを取得してみる。
とりあえず卒業したわけで、我が学校は某大大学みたいに同窓生に対して無料の転送メールサービスをやってくれるなどという大判振る舞いはないので、メールアドレスは今月一杯で失効する。というわけで、メールアドレスは使えなくなる。
というわけで、友人と連絡が取れるようにするために、メルアドを教えておこうと思ったんだけれど、良く考えると好めるアドというやつは、電話番号などほど長期間ほぼ確実に保持できて、確実に取れる連絡手段ではない。言ってしまえば普通のアドレスはプロバイダが変わると変えるはめになるし*1今はだいぶ再編されたためマシにはなったが、一時ばたばたとプロバイダが倒産していった時代があり、総務省が管理していたりする電話番号ほど保護され手配無いので、あっさりと連絡が付かなくなる。
じゃあどうするのよ、一つのプロバイダをずっとつかう、というのが一番現実的な選択肢だし、自分もとりあえずプロバイダなど(増やすことは……あるかもしれないけどさ(ぉ))変えるつもりは今のところ無いけれど……
いやさ、それじゃつまらないじゃないか(ぉ
そして、長年眠っていた年賀状かなにかのアドレスに連絡すると、普通に連絡がとれた、なんてのがいいのである。それにはbiglobe.ne.jpじゃ風流じゃないじゃないか(ぉ 当たり前すぎて。
というわけで、独自ドメインの取得をやってみることにする。ちなみに汎用ドメイン名とは
ドメイン名(ドメインめい、別名・ドメインネーム)とは、インターネットにおけるネットワークの組織を識別するための、世界的に唯一無二の文字列である。
インターネットのように多数の機器がネットワークに接続されると、重複しないホスト名を設定する事が困難になる。そこでネットワークに接続された組織毎に管理を分け、その組織毎に名称を決められるようになっている("wikipedia.org"など)。その組織に割り当てた名前を(狭義の)ドメイン名と呼ぶ。
ってこれでも判りにくいと思うので、やっぱりWikipedia:ドメイン名をご覧ください。
これのポイントは重複しないというところである。というわけでこれの利点は……。
- ドメイン名は個人で所有できるので、プロバイダを移ってもそのまま持って歩ける。
- たとえば「tarou@takamori.jp」などと「高森さんちの太郎くん」というような具合に示せる。
- 判る人に「おっ」と思わせられる。
- もちろんメルアド意外にも利用可能。ホームページのアドレスとかいろいろと。
逆に欠点は、
- いくらか金がかかる。(自分は3800円の登録料が)
- 金を払うのを失敗したりサボると通じなくなる。
とかいろいろ。
ドメイン名はリアルの自分につながる言葉を組み合わせて作る。基本的に現在はメールアドレスだけに利用する予定で取得。
取得したのはさくらインターネットを利用して取得。とりあえずはさくらインターネットに移管して管理してもらい、さくらのサービスで利用する。
値段はトップレベルドメイン(.net とか.com .orgなど)ではなく、汎用jpドメインで登録する。いっそのこと「日本語.jp」とか、地域型ドメインとかを取得してやろうかなどという無謀なことも考えるが、日本語.jpは例のフィッシング対策(日本語フォントでは判別が比較的簡単なので日本語でパソコンを使っている人はあまり実感が無いが)でfirefoxで見るとhttp://xn--wgv71a119e.jp/などという風に表示されるようになっていたりするし、正直将来性が感じられないので(ぉ パス。 地域型ドメインは取得が難しそうなのでパスと言うことに。
そして、実は苗字での取得は無理なので、地方に見られる日本の伝統的な家の呼び名を登録しようと策略するが、非常に短く、また以前登録しようと確認したときには汎用JPドメインはその苗字の方が、そのほかのドメインはドメイン占有屋が取得(-_-;)していたのを覚えていたのでそのまんまだったので、苗字と組み合わせて長く登録しようとする。こちらは結構長いので当然登録されていないが……。
ふと思い、短い“地方に見られる日本の伝統的な家の呼び名”で検索してみると……うわ、.jpが「登録できます」になってる!
というわけで、非常に覚えやすい短いアドレスで取得申請が出来たのでした。いやいやこれは幸運であった。
後はお金を払えば……と。
というわけで意外とお手軽にいいアドレスはまだ取れるかもしれないので、興味がある人は試してみるといいかもと思う。前に比べてずいぶん手軽になったし、普通のプロバイダでも扱っているところが結構出ている。価格は汎用JPドメインで3800円ぐらいから、トップレベルドメイン(org net comなど)2000円付近からある。いずれも年間価額だが、これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれだけれど。