株式会社はてな、住所登録に関するFAQを公開。
先日よりさまざまな反応が出ているはてなの住所登録義務化にたいして、さらに動きが。情報がはてなダイアリー日記に集中しFAQができて、さらに説明しております。
って、これはすでに昨日の記事なんですが……。
さらにいろいろ読むにつけ、これははてな側の自衛措置の性格が強いであろう、というような予想がたつ。
はてなはネットを結構をかなり使っているユーザならばかなり聞いたことのあるサービスのひとつであろう。だが、有名なのはインターネットといっても知名度はそれほど高いわけでは無いし、運営しているのは資本金一千万円の会社なので、でかい会社が吹き飛ばせば簡単に飛ぶ、とかそういう懸念があって、少しでもそれをなくして、会社およびサービスの安定化を図ろうとしているのではないかと思う。
……最近は、コンテンツを持っている会社は、著作権に対して過剰なまでに敏感になっている。それも、あちこちに散見する、写真集を取り込んだような写真などを大量にアップロードしているものとかあるが、あれは見ていてどうかとおもうし、そして周りの会社が著作権違反に対し包囲網を築きはじめ、はてなにそれらが集まってくるようなことになれば、サービス自体が危うくなる。それならばあらかじめ……ということではないか。
そして、そのように著作権、そのほかで苦情を言われたとき、「当社の会員はしっかりと登録をおこなっております」ということにして、一箇所の問題を、全体に波及しないようにするのだろう。
たとえは悪いが、以前、法律が改正されて、飲酒運転で人がつかまったとき、その人物が車で来ており、飲酒運転するであろうということ、または成年であることを確認せずに酒を売ると、販売した人にも刑罰がくだることになってしまった。
しかも、これは店の指導がなっていない、ということで、酒類販売免許を取り上げられてしまうことになってしまうため、そうなると店全体に影響がでてしまう。ということで、店全体で被るよりはよい、ということで、「酒類の確認について」という文書をまわし、それに大して「確認をした」という証拠にサインをさせ、それを定期的にまわしたのである。
これがあると、全体の意識を向上できるとともに、店側ではちゃんと呼びかけた、という証拠が残るのでよほど大きな事件に発展しない限り、免許剥奪という事態にまでは発展しなくても住むそうである。
非常にたとえが悪いが、なんとなくこの話を思い出してみたり。
また、そのために「住所」というものがきっちり登録してあるというのは、インターネットに対し、著作権を侵害するものとして色眼鏡で見て、アレルギーにも似た反応をもたらし理解しようとしない人々に対しては、一定の効力があるからではないだろうか。そんな彼らに「IPアドレスが」とうより、8桁の郵便番号に比べても、実はそれほどそこからさき、有用な情報が登録されていないにしても、インパクトがあるのではないか。
なんか法令だと……あれだな、ファイルローグ事件とかでてるけど、あれってどうなんだろ。その理屈でいくと、世のインターネットでサービスを提供している会社の大半がつかまっちゃう気が……なんか、素人考えだけれど、それって、WinMXとファイル転送機能付きメッセンジャーぐらい違う気がする。まぁ、素人がぐだぐだ言ったところであれですが。
しかし……まさかその理由でどっかの会社がはてなをつぶしにかかってるとか、そういう深刻な理由じゃないだろうな
とか書いていたら、さらにメールが。スケジュールの変更などがあるそうである。パブリックコメントを募集するそうだ。
そして、そこで発見した記事だが……「はてな」が利用規約を変更、個人情報の登録や日記内容の利用を可能に これはひどい。というかこれは苦情もんだと思うぞ。完全に事実無根じゃないか。
ユーザ個人が「はてな」に書いた日記の内容の著作権は「はてな」が保有するが、その内容によってトラブルが発生した場合は、ユーザ個人の責任となる。
って、どこにそんなことが書いてあるか。なんだこりゃ！この記事書いた奴は、ちゃんと規約原文を当たっていないに違いない。いや、しかしこれはいくらなんでもひどすぎる。とりあえず、抗議したほうがいいんじゃないかというほどひどい。これが本当にセキュリティを扱っている会社がやっていることなのか……？なんか怖いぞこれ。
ユーザーの日記のページは、ユーザが著作権を持つ。これはきっちりと規約にも明記されている。
いやしかし、これはひどいな……。
このような明らかにあおっているだけのような記事のほか、とりあえず祭りのような状況にほだされて、すでに論理的に話をしておらず、罵倒しているだけのようなものも見受けられるようになってきている。加熱しすぎ。とりあえずもちつけ。茶ーでも飲んで。まったりと。あんまり早まったことはせんように。時間はありますから。
