はてな、利用規約およびプライバシーポリシーを公布。11月15日に発効へ。
株式会社はてなが、本日メールおよびサイトで新利用規約およびプライバシーポリシーを公布した。……なぜかPDFだが、旧利用規約との対比もふくまれていて、見やすい。また、フォントも大きくよみやすめ。
とりあえず、はてなユーザなら読んどいきましょう。
全体での印象は、表現の統一、個人情報にかんする部分のプライバシーポリシー化など別文書化、そのほか、はてなダイアリーやグループに関する記述、あいまいさの回避などがみられる。
さらに、箇条書きなどの多用でずいぶん読みやすく明確になった。
内容は、はてなダイアリーに関することだと、ヘルプに定められたルールに反したキーワードを登録することなどが禁止され、またはてなダイアリー評議会など、決議に関する事項も追加された。あと、はてなアンテナに、虫文字列などをわざと不適切にいじるな、とか実情にあった規約になっている感じである。
そしてはてなグループでは、明確にグループ管理者の責任が出た代わりに、権限らしきものも明記されている。
あと……素人のつぶやきだが……著作人格権を行使しないものとします、って、シュリンクラップ契約と同じように、記載したところで無効になる気が。だって、著作人格権って、法律に明記された権利だし、行使されたらいくら規約でしばっても当然ながら法律が優先されるわけで。これだったら「協力することします」とかすればいいのに……。いや、素人の呟きですが。だけど著作権のうち、商品化権とかそういうものはともかく、著作人格権は放棄できないかわりに、剥奪もされないはずで、なので無効化もできないと考えるのが自然だよなぁ……。まぁたぶんというか何回も言うようですが素人のつぶやきでまず間違ってますが……。
どうなんだろ。これができるってことは、GPLなんかのオープンソースライセンスかも日本で完全に発効できる?たしか、GPLやFreeBSDライセンスなどは、著作人格権の問題で日本では完全に発効できない可能性が高いといわれていたような。どうだっけ。
また、これに伴い、というわけじゃないでしょうが、住所の設定が必要になっています。それによって、ポイント付住所確認はがきがランダムに送られるなどもおこなわれるそうです。
ですが……登録変更のページですが、通常にアクセスすると、SSL非対応のページに飛ばされますが、そのときすでにフォームに登録内容が表示されています。ということは、サーバから平文で送信されているということでは?
やむをえない場合は変更できるとしても、それ以外はSSLを標準にしていただけませんでしょうか。往復でセキュアじゃないと意味が無いような。
よろしくおねがいします。>id:hatenadiaryさま。
<翌日・追記>
対応してくださり、現在はSSL(暗号化)通信だけになっています。早ッ