高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

Gatewayが帰ってくるぞ〜!

 かつて、日本ゲートウェイというPCメーカーがありましたとさ。そのメーカーは、かつてのPC98全盛期には、貴重な日本へのDOS/Vパソコン供給源として、そしてBTO販売の先駆者として、そして手厚いサポートには定評があったんじゃが……。ある日、ぜんぜん駄目駄目なCEOが就任してから、あの会社は変わり、業績は暗転、そして社員すらしらないほどの手際の良さで日本市場から突然撤退してしまったんじゃよ……そう、まるで夜逃げのように。


 という、悪夢の代名詞、外資系の非情さの象徴のように語られる日本ゲートウェイだが、IT Mediaの記事などによると、ゲートウェイ、日本に再参入するそうである!しかも長年放置されてきたページが変わってる!!うお〜。

 何を隠そう、自分の一代目PCはゲートウェイ製の無印アスロンマシンだったのである。フルタワーケースで、最後の最後、なんか異音がするようになったHDDを交換したのと、ネットワークカードを追加した以外とくに変更も無く、元気よく動いてくれた。今は現役を引退してダンボールにねむっているが、サポートのダウンロードがまともに更新されるようならまた復活させようという気もある。(ただし、音が「ハイドロリアクター」(核融合炉)と友人に称されるほどの轟音だった。夜使うと響くほど)
 また、ケースがすごく良いというのもあった。今のように工具をつかわなくてもどうの、というのは無かったが、全体的にすごくごっつくて、気配りが聞いているケースだった。そしてたしか、日本最後に出した筐体で、ぱっかり開くケースを採用したんじゃなかったっけ。
 そして、もうひとつはまったくシステムに癖が無かった、というのも特筆にあたいする。なにか特別仕様になっていない、確実に標準規格に沿って作られたPCであった。そのため、この本体が原因で相性問題などが発生することはまず無く、アップグレードが非常に簡単であったということもある……長持ちしすぎて売れなかったのでは、という皮肉が出るほどに。
 また、サポートも、24時間サポート体制の先駆であったし、珍しくAMDのCPUをたくさん搭載したメーカーでもあった。


 そして、自分は非常に満足度が高く、次に買うときもたぶんゲートウェイ、というほど待ち焦がれていた。が、消えたために、エプソンダイレクトにしたのである。

 とうわけで、わ〜い、と喜びをあらわすが……にしても……一度裏切られたわけで、大丈夫かゲートウェイ、米国でもそれほど爆発的に売れているわけではないだろう、また撤退したりしないだろうな……とちょっと疑心暗鬼。
 もちろん、勝算があるから参入してくるであろうと思うが。とにかくがんばれ! 特に一番最後に出した、牛柄のノートPCは非常に好きであった!てかあれすげえ欲しかったのである。そういうものを出してくれGateway! おねがいだから……。

 <追記>

 ちょっとまて。公式サイトだが……ラインナップがノートだけなのはともかくとして、どこにもBTOらしき表記が無い……? えっと……単純に、eMachinesの販売ルートにゲートウェイPCを乗せただけ? え〜orz……ま。まさか、それはないよね、あははは