高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

アッセンブリ(組み付け)。

 今日は、一番最初にアッセンブリ(pro/e用語で、作ってきた部品をコンピュータ上で組み立てたもの)を教わった。というか、自分が作って来た部品を、一番大物のケースと言う部品に、組みつけていくのは、なかなか感動。いままでばらばらだった部品が、ひとつの形をとっていって……あぁ、こういう役割を持っていたのかこの部品は、と感動したり。

 感覚としては、今までの、データム平面(基準となる線)の上に整列させて、数字で線の長さなどの寸法を入力していくという感覚と同じ。
 設置していく軸(中心線など)に、その部品の軸を整列(この軸は、この軸と同じ位置にあります。ということを定義する)させたり、この面が、この面にくっつくはずだ、ということを定義したすることによって、市を固定していくのだ。って、文字で説明しても分からんと思うが……というか、自分は実際に見て、やってみるまでわかりませんでした(汗

 そして、その後は、三次元のものを二次元の、従来型の図面に落とす作業。
 これもなんというか楽。 ビューを追加、というので始めて正面図を置くんだけど、ぼん、と置くとアイソメ(アイソメトリック)図という、二次元上に一定の角度をつけて立体的に見せる図が投影されるが、どこを正面図にするか、といって指定してやるとそこが正面に指定されて、その後は追加、とやると、その方向からの投影した(その方向からものを見た)図がぼん、と追加される。
 また、自分が触ったことがある二次元CAD(HP-ME10)だったら、下書き線を書いてその鉛直線上に配置してやるんだけれど、この場合は、どれか一つ動かすとちゃんと鉛直線上についてくるし、寸法はもう自分でデータをもっているし、……とおもったけれど、ちゃんと読めるようにするのは結構手直ししなければならなかったりするんだけれど(たとえば、公差*1や、また注記や組み立て方法、表面囲う、塗装などを記した注記、さらには、作図用で図面には必要ない寸法を整理するという作業も場合によっては必用)、しかし、かなり精度の高いものが作れる。複雑且つ高精度につくって、設計時点で誤差を発見するには、有効なツールだということを再認識する。


 さて次回は……え?自主学習!? え〜!!! いままで入力してきた図をやりながらでもいいし、そのほかで分からないことを聞きつつ、自分で課題をもちこみやるのだが……企業の方は実際に製図してみる、とかできるけど、そういう創造する能力は低いですよ私(大汗 どうしたもんやら。 考えてみる。

 次回は来週である。

*1:どこまでの誤差なら認めますよ、という基準。どこまでの精度を求めるかで、だいぶ値段が変わってくるのが物を作るということなのであるそうで。重要な数値