神野オキナ『あそびにいくヨ! (3) たのしいねこのつかいかた』
著/神野オキナ イラスト/放電映像
発行/メディアファクトリー MF文庫J
(ISBN:4840110905)(高森太郎書店では『注目の新刊』のコーナーに。)
今月発売のMF文庫J新刊、読書開始!というかず〜っと待ってましたよ。ええ。
おきらく極楽、まったりほのぼの、「ある日宇宙人が来てしまいました」(ただし猫耳。ただし巨乳)な話、第三巻……萌え〜!とごろごろしながら読みました(笑
今回は、なんとな〜くな日常。だけど、ちょっと日常じゃないかな?と言う感じですね。いや、日常と言うか、楽しいちょっとした旅行というか、合宿に一緒についてきているのが、世界最高のお金持ちで、猫耳教団の総帥アントニアとその御付のメイドたち、元非合法工作員のアオイ、“そっち”の人を目指していた真奈美、そして、ねこみみ〜な宇宙人エリスと、そのアシストロイドたち、という非日常がついてきているわけで、だけど、そんな彼らが普通に、途中で入ったお店で「おいし〜」とかいって食事を取っている、そんな感じがなんともいいかんじ〜。
そして、やっぱり今回も気楽〜に何にも考えずに読める。そして、なんか素直にあはは、と笑って「萌え〜」ところげまわって、ほほえましさにほっこりしたり。なんか、どこまでもいやみじゃない感じだ。
教訓とか、説教くささもないんだけど、「あぁ、自分もこうでありたい」とか思ったり。
以下ネタバレ含む。
そして、イラストは、放電映像氏。
というか、ばんっざ〜い! 着せ替えアシストロイドばんざーい! 本気でコピーしてきて、硬紙に貼り付けようとしてますが、自分。そう、口絵の水着の麗しき三人娘はもちろんすばらしい、しかぁし!自分は、自分はアシストロイド、とくに2がほしいのですよ。「おはやござます」がいいんですよ!プラカードですよ!……と、暴走するくらい萌え〜。
さらに、P31とP41の対比が(笑 ほぼ構図が同じなのに……
評価は10中8。むっちゃお勧め!やっぱり疲れているときは楽しい小説。この終わり方なら、かならず続きがあると思うので、楽しみに待つことにする。
また、同じく神野オキナ氏の著書「南国戦隊シュレイオー」の一巻(前知らずに買ったダマスカスハートの同じシリーズの第一巻)を読みたいと思ったり。また、そのほかの著書も。とりあえず完全に作家買い指定。