高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

拉致。テロ。脅迫。

 テロ。テロである。なんという無責任な話だろうと思う。憤る。頭にくる。

 というか、貴様たち何を考えているのかと思う。頭が悪い。馬鹿だ。糞だ。カスだ。さっさとくたばれ。自分の持っているボキャブラリーすべてで罵倒したい。こういうことは言わないようにしているが、


 死ね。


 ……自分は、今の感情では、脅されて撤退するのではなく、政治判断で撤退すべきだと思う。だからといって現場の自衛隊員をバッシングするのは筋違いだが、しかし「自衛隊のみなさんはがんばっているのだから撤退させない」というのも同じ位おかしい。送るとの判断は、政治家がやったのだろう? それに自衛隊員は関係ない。と思う。

 「しかし、本来は送るべきではなかったのだ。しかし、送ってしまい、活動が始まってしまっている。その活動を今のまま放り出していくわけには行くまい」というのは……、ぶっちゃけ、自分は知らん奴らより、そこにいる言葉の通じる隣人方が大切。そう考えるのは非道か。どうなのだろう。

 また、「人道支援」は分かるが、その場所に、政府が「渡航延期勧告」を出しているにもかかわらず、彼らだけで単独でいったのにも非はあろう。そして、渡航延期勧告ではなく、渡航禁止措置にすべきではないのか? という日本政府の責任もある。無論。悪いのはテロリストだ。そして、テロリストは、自分も含む平和ボケした日本人が考えるより、冷血で、単純で、脊髄反射で生きる最悪の馬鹿共であったということであろう。 政府は責任を取るべきだ。そして、保護に全力を尽くす。


 自分は、とある地方よりこれを発信しているが、正直、すぐそこにテロの危険があるとは、あまり切迫して考えていなかったりする。しかし……。いつまでも平和ボケしていたいが、自衛隊が出て行くときに自分も予想していたことが現実になってしまった。そうはいられない時代が来てしまったのか。


 こういうテロは、「XX自衛隊物語」とか、小説の中だけで良い。小説より現実が希なのは、恋愛や日常、自分の目で見る世のすばらしさだけでよい。そう思う。



 また、セキュリティーホールmemoに、拷問が行われているという映像が放映されている、という話が出ている。

 これによると、アルジャジーラからの放送であり、APより提供のより生に近いソースからの物を一切放送していないらしい。さらに、セキュリティーホールmemoによると、毎日新聞msnの記事イラク邦人人質:脅されて「ノー小泉」 未放映の場面もという記事がある。

 見てきたが……これは……これが、直接日本のマスコミで放映されたら、どのように世論が動くだろうか? 第一報の時点では、おそらく内容を放映した場合ショッキングすぎると判断されたのだろうが、しかし、今は政治的判断がかかわっているのではないか、というのは自分の考えすぎか。