レディ・ガンナーの大追跡<上>
もう、我慢しきれずに衝動買いしてしまった(その割には三冊と言う……)レディーガンナーシリーズの続編。上巻読了。
異種人種を、「けだもの」と思い、人を優位に思う――このような人々は、世のより隠れてはいるが、確実に存在していた。 そして、そのような者たち、異種人種を「珍しい獣」としか思わないような人々が、今まで無いとされていた「変体するインシード」に目をつける。そして、彼らは、キャサリンの友人であり、命の恩人である「蜥蜴のベラフォード」に目をつけた。 彼の存在が、キャサリンの書いた絵だということもあり、責任を感じた彼女は、蛇のヘンリー、ニーナとともに、国境を越える。 ――しかし、そこは、旧態以前と異種人種を差別し続ける土地であった……
「おてんばなおじょうさまが冒険」のレディーガンナー、シリーズ2冊目。
はじめの半分くらい、主人公も、知っている人間が登場せず、世界をじっくりと読ませています。そして、その後、大体話が分かってきた頃で、キャサリン嬢が登場。そして、話は急展開を見せて……え! ここで終わるのかよ!
というわけで、上下両方同時に購入なさることをおすすめします。
やっぱり、このシリーズは、私の波長にしっかり会うみたいで、すごく面白い! なんといっても、この、どくとくの雰囲気でしょうか。ドレスで冒険する感じ。こういう雰囲気は、私は大好きで。
評価は下巻読んでから。というわけで、これから下巻を読書開始!です。