高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

畳が入る。

 畳が入った。畳と言うのは、雨が降ると精密に入らなくなるので、入れられないのだそうだが、今日、雨が降る前に、畳屋さんが運び込んで入れてくれた。というのも、畳屋さんは、我が家から歩いて5分もかからない。そして、新居の窓から見える一にあるので、運び込むときは職人さんなどそろって運び込んでくれたのだそうだ。
 そして、二人の方で調節して、和室すべてに畳が入った。

 漂う、新しい畳の、いぐさの香り。なんともいえない、あの和の香りがする。そして、畳は傷みやすいものなので、一番最後に入る。ということは、和室はほぼ完成。あとは最後にちょっと大工だかが手直しに入るか、入らないかというくらいということだ。

 そして、洗面所のやつとか、便器もついた。なんか、どんどん完成していく……(当たり前


 それを踏まえて、家族で『屋移りのお祝い』の日程を決める。要するに、親戚、ご近所、お世話になった人々、親しい人に我が家をお披露目するのである。五月のゴールデンウイークの3日。自分の地方では、「初節句」も、旧暦で行うため、4月の3日にある。思いっきり重なり、これない人もいるかもと言うことになってしまった。4月2日は、「仏滅」である。仏滅とは「仏も滅びるほどの大凶日」だそうで……。そして、その翌日4月3日は大安だったりするので動かせなかったのだ。
 そして、来る人々は家族あわせて最大51名、だが、東京に出ている母の兄弟は、こちらに来てもたくさんいるときでは、泊まってももらえないということで、日付をずらすことになった。そうすると、お祝いには呼ばないことになるが、そこは母が話をする。なるべく失礼の無いようにしなければならないが……。それでも、5人減るだけ、46人……。けっこう大きい宴会に。これだけの宴会場をいまから確保できるのか、自分の住んでいる地方では非常に微妙であり……ゴールデンウイークだし。

 しかし、こういうことは非常に難しい。誰を呼び、誰を呼ばないか。とか、どのようにそれを行うか、とか。そもそも、場合によっては、それを行うかどうか、も、選択肢に入るのだろうが、それは我が家では無し。

 しかし、こういうこをはきっちりやらないと、というのが、我が家の主義、だったりする。金は無い。あまり十分な補償が得られなかったからだ。しかし、このようなことを欠かすと、問題が起きるだろうと考えるのであるからだ。

 さてさて。どう動くか。とりあえず記念品を何にするか決めないと。自分としては「家とともにあり、普段使ってくれて、残るもの」というわけで、ちゃんとした、木製の救急箱などどうか、と思うのだが、だけど、持っているだろうということで却下されたり。いいと思うんだけどなぁ。

 ど〜だろ。