楽園の魔女たち(10) 〜 不思議の国の女王様
楽園の魔女たち(10) 〜 不思議の国の女王様
著/樹川ひとみ イラスト/むっちりむうにい
発行/集英社 集英社コバルト文庫
(ISBN:4086146444)(高森太郎書店では『最近読んだ本』のコーナーに。)
著/樹川ひとみ イラスト/むっちりむうにい
発行/集英社 集英社コバルト文庫
(ISBN:4086146444)(高森太郎書店では『最近読んだ本』のコーナーに。)
楽園の魔女たちシリーズ。手持ちの続いているのは、これで読了。今回は、楽園の魔女4人全員で活躍。そして……エイザードと、ナハトールも。
ある日、エイザードが倒れた。 一切魔術が使えなくなる。が、なんか「心配いらない」とナハトールは言うので、それほど深刻さはなかったが、そのとき、楽園に仕事が舞い入る。 弟子4人全員でその仕事に向かうのに、ナハトールも送っていくが……しかし、その仕事の最後にナハトールがさらわれた!? 気が付くと鎖に結ばれていたナハトールは、「クイーン・フェム」と名乗る女に、あなたはエイザードをおびき寄せるためにさらった、と宣言される。絶対来ねえ、と確信して言うナハトールだったが……。 そして、一向に動こうとしない師匠を護るために、ナハトール奪還作戦に動き出す四人の魔女たちは……
楽園の魔女たち第10冊目。 気楽に、素直に楽しめるシリーズです。
今回は、あろうことか「筋肉兄さん」ことナハトールがさらわれて、鎖につながれているところから始まります。そして、そこに現れるクイーン。……だれだ、いま「料理番と女王様」とかそういうタイトルであやしーの想像したのは(笑)そんなことはもちろんないですよ〜。
あぁ、何を書こうとしてもなんか全部ネタバレになってしまうので、下で。
以下、ネタバレ含む
イラストはむっちりむうにい氏。やっぱり融合度が高いのもこのシリーズなんですが、今回は特にP101の目が点のナハトールがなんかいい感じ。
評価は10中8。さて、続きが早く読みたいのだけれど……誰か買う金ください(ぉぃ