高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

楽園の魔女たち(10) 〜 不思議の国の女王様

 楽園の魔女たちシリーズ。手持ちの続いているのは、これで読了。今回は、楽園の魔女4人全員で活躍。そして……エイザードと、ナハトールも。

 ある日、エイザードが倒れた。 一切魔術が使えなくなる。が、なんか「心配いらない」とナハトールは言うので、それほど深刻さはなかったが、そのとき、楽園に仕事が舞い入る。 弟子4人全員でその仕事に向かうのに、ナハトールも送っていくが……しかし、その仕事の最後にナハトールがさらわれた!? 気が付くと鎖に結ばれていたナハトールは、「クイーン・フェム」と名乗る女に、あなたはエイザードをおびき寄せるためにさらった、と宣言される。絶対来ねえ、と確信して言うナハトールだったが……。 そして、一向に動こうとしない師匠を護るために、ナハトール奪還作戦に動き出す四人の魔女たちは……

 楽園の魔女たち第10冊目。 気楽に、素直に楽しめるシリーズです。

 今回は、あろうことか「筋肉兄さん」ことナハトールがさらわれて、鎖につながれているところから始まります。そして、そこに現れるクイーン。……だれだ、いま「料理番と女王様」とかそういうタイトルであやしーの想像したのは(笑)そんなことはもちろんないですよ〜。

 あぁ、何を書こうとしてもなんか全部ネタバレになってしまうので、下で。

 以下、ネタバレ含む

 今回は、エイザードと、ナハトールの出会いみたいなも、そして、彼らの過去がちょっと見えます。 そして、それが……なんか、こう、「エイザードってなんかさばさばしすぎちゃうか?」と思いましたけど、読み進めていって、最後。
 なんか、こういう友人関係もいいな〜とか思いました。とかいうと、二人とも「やめてくれ」「やめてください」とか言い出すでしょうけど(笑)
 なんとなく、ふたつのスピカのの保険医が言った言葉を思い出したり。

 イラストはむっちりむうにい氏。やっぱり融合度が高いのもこのシリーズなんですが、今回は特にP101の目が点のナハトールがなんかいい感じ。

 評価は10中8。さて、続きが早く読みたいのだけれど……誰か買う金ください(ぉぃ